以下の記事について。 就活生が不満「お祈りメール」 学生に「不採用の理由」を聞く権利はないのか? http://www.bengo4.com/topics/893/ 法的に、企業が不採用理由を開示する義務がないというのはこの記事に書かれている通りなのだけど、そういう法的な義務が云々という話は置いておいて、「不採用の理由を教えてもらえたい」と思っている就活生は少なくないとは思う。理由がわかれば、他社を受ける際に参考にすることもできる。あるいは、自信があったのに不採用になり、純粋に納得がいかないという場合もあるだろう。いずれの場合も、「不採用の理由」を知りたくなるという気持ちはよくわかる。 個人的な話になるが、僕は就職活動をしている時に、最終面接で不採用になった企業から「不採用の理由」を教えてもらったことがある。最終面接の数日後に電話がかかってきたので、これは内定だろうと思って出たら、それはな
人事採用のプロが語る「東大でも落ちる人、田舎出身だから受かる人」 僕個人の経験ですが、書類選考の段階だと法政大学の学生の方が東大生よりも通っていたという事実があります。新卒採用では、なまじ学歴が高くて「俺は大丈夫だ」みたいな人が一番先にはじかれます。いくら頭が良くても東大のような大学の学生であっても、相手をなめた態度や「俺だったら通るにきまってる」という考えというのはエントリーシートをぱっと見ただけでわかるんです。ちまたに「エントリシートの書き方」なんて情報はごろごろ転がっていて就職活動については準備できる環境にあるのに、ちゃんと準備していない人は通りません。 「準備をしていない」というのは、面接で聞かれることをちゃんと想定していないし、エントリーシートも一度書いたら直さないという人のことです。こういった人というのは、就職活動自体を不毛だとか茶番だと思っている人に多いですね。 この発言はあ
新卒者の採用活動の時期を見直す議論が経済界で本格化してきた。就職活動の早期化と長期化で、大学3年生後半から授業が成り立たないという教育現場の声が強まっているためだ。日本経済団体連合会は、2013年春入社の新卒者の採用活動について検討を始めた。 経団連には採用活動について定めた「倫理憲章」があり、例年、春から夏にかけてワーキングチームで倫理憲章の改定を話し合う。今回は、半年以上早めて10月にチームを立ち上げ、検討を続けている。関係者は「(早期化是正について)一定の結論を出すかどうか、年内か来年1月までに何らかの方向性を出したい」と話す。 経済界で最初に動いたのは商社。42社が加盟する日本貿易会が10月、13年春入社の新卒者から、現在は4年生の春に始まる採用活動を夏以降に遅らせる方針を表明。近く経団連など経済団体に対し、経済界全体で取り組むよう求める。 政府も経済界に働きかけている。高木
【87.6社】 優秀な学生を採用するために選考を重ねることが、優秀な学生を育む機会を奪っているという矛盾 さすがに就活ピーク時期ということもあって、大学内でスーツ姿の学生を見かけることが普通になっている昨今。先回も紹介した株式会社ディスコの調査で、「5月1日現在の一人あたりのエントリー社数平均は【87.6社】」という結果が出ていますが、このままでは100社を突破するのも時間の問題かもしれません。就活の負担は、学生に相当重くのしかかっています。 そんな中で今週、ある学生の就活相談を受けた後で、彼がつぶやいた言葉が妙に耳に残っています。 「エントリーシートを出すまでが長いんです」 彼の言葉の意味は、仮に応募したい企業があって、そこに申し込もうと思っても、エントリーシートを出すまでに「仮エントリー」「プレエントリー」といった関門が設けられており、そこでは「WEBテスト」「質問会」「会社説明会」な
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