ホームレスと食生活支援に関するfukushi_entryのブックマーク (2)
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全国に広がる﹁大人食堂﹂ ﹁大人食堂﹂の取り組みが広がっていることをご存じだろうか。大人食堂とは、2019年5月より仙台でスタートした取り組みだ。大人を対象として、温かくて栄養のある食事とともに、働き方や生活に関する無料相談を実施している。 仙台でスタートしたこの取り組みは、全国的な広がりを見せつつある。年末年始には、東京でも筆者が代表を務めるNPO法人POSSEと一般社団法人つくろい東京ファンドが中心となって﹁年越し大人食堂﹂を開催した。 近年﹁子どもの貧困﹂が注目を集め、﹁子ども食堂﹂の取り組みが全国で広がっている。大人食堂は、﹁子どもの貧困﹂の背後に広がる大人の貧困問題に再びスポットライトを当てる取り組みだといえる。 本記事では、大人食堂で見えてきた現実を踏まえながら、改めて日本社会における貧困に焦点を当て、対策を考えていきたい。 年越し大人食堂に参加したのは誰か? 年越し大人食堂は
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無料で温かい食事を提供し、かつ労働問題や生活問題を抱えた労働者の相談支援を行う﹁大人食堂﹂が宮城県で今年5月から月1回ペースで開催され、大きな話題を集めている。子供向けの﹁子ども食堂﹂は全国に広がりつつあるが、大人向けは珍しい試みだ。 主宰する仙台けやきユニオン代表・森進生氏は、始めた経緯をこう語る。 ﹁路上のホームレスだけが貧困ではなく、我々はネットカフェ難民、車中泊など社会から“見えない場所にいる声を上げられない人々”にも手を差し伸べたい気持ちがあります。でも、彼らに﹃労働相談、生活保護相談に来てください!﹄と問いかけても、ハードルが高いのかなかなか来ない。だから我々は、その前段階として思いの丈を話せる“居場所をつくる”ことの一環として始めました﹂ 開催日に振る舞われたのは野菜をふんだんに使ったハヤシライス、サラダなど栄養価の高い食事だ。足を運んだ40代女性が温かい食事に安心したのか、
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