その1枚の写真に、私たちは衝撃を受けた。 去年11月、都内のバス停で路上生活者の60代の女性が男に突然殴られ、死亡した事件。 カメラに向かって微笑みかける写真の女性が、亡くなったその人だった。 撮影されたのは1970年代。 当時は劇団に所属し、希望に満ちた日々を過ごしていたという。 しかし、亡くなった時の所持金は、わずか8円だった。 彼女にいったい何があったのか。バス停にたどり着くまでの人生を追った。 (社会部記者 徳田隼一・岡崎瑶) 「女性が路上で倒れているのが見つかった」 去年11月16日の午前11時ごろ。先輩記者から連絡を受けた私(徳田)は、急いで東京・渋谷区の現場へ向かった。 京王線の笹塚駅から北東に400メートル余り離れた、幹線道路沿いのバス停。 周囲にはマンションや店舗などが建ち並んでいる。 ここで、早朝に60代くらいの女性が倒れていたという。 女性は搬送先の病院で亡くなってい
何かよく分からないものは「アート」 定義されない場所を減らしたい 隠された「排除」の意図に気づくと… 都市の駅のスペースにあるデコボコした突起のようなオブジェ、公園や路上では仕切りのあるベンチが当たり前になってきています。ホームレスが寝そべったり滞在したりしないよう〝排除〟する「排除アート」「排除ベンチ」とも言われます。建築史家の五十嵐太郎さんは、「公共空間に誰かが滞在する可能性をつぶすもの。そんな風に他者を排除していった都市は、誰にもやさしくない都市なのではないか」と指摘します。 排除アートが広まり始めたのは… オープン1年を迎える複合商業施設のミヤシタパークには、座面がメッシュ状になっていたり、腰かける部分が棒状のポールになったような座りづらいベンチがあります。 好意的に「アートがいっぱい」とメディアで紹介されることもありましたが、五十嵐さんは「アートの名のもと、排除の意図がカモフラー
DaiGo「生活保護の人とホームレスは社会にいらない。生活保護に食わせる金あるなら猫救え」「邪魔だしプラスになんないしいない方がいい」 1 名前:Anonymous ★:2021/08/12(木) 11:34:46.46 ID:CAP_USER9 メンタリストDaiGo 「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。 生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいと僕は思うんで。 生活保護の人生きてても僕は別に得しないけどさ、猫は生きてれば得なんで。 猫が道端で伸びてたらかわいいもんだけど、ホームレスのおっさんが伸びてるとさ、なんでこいつ我が物顔でダンボール引いて寝てんだろうなって思うもんね。 人間の命と猫の命、人間の命の方が重いなんて全く思ってないからね。自分にとって必要ない命は軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい、どちらかっていうといない方が
ニュースNews 枝野幸男代表は22日午後、国会内で「 #政権取ってこれをやる Vol.4 住まいの安心と住宅政策の転換」を発表しました。 枝野代表は「これまでの住宅政策が持ち家にあまりにも過度に偏重していた。コロナの影響等で仕事と住まいを失っている方がたくさん出ている」と現状を説明し、「所得の低い方や住宅の確保が困難な方に対する支援こそが必要であり、そこに転換をしていくことが求められている」と説明しました。 (1)低所得世帯を対象に家賃を補助する公的な住宅手当を創設 枝野代表は「富裕層の方が、住宅を取得するにあたって、税の優遇措置などで、支援を受けていることを考えれば、低所得者のみなさんの家賃を補助するのは当然のことだ」と説明し、低所得世帯を対象に、公的な住宅手当を支給する制度を創設すると表明しました。 (2)空き家を借り上げるみなし公営住宅の整備 枝野代表は「家を借りたくても借りられな
8月、街の一等地にある大型デパートが閉店しました。そのデパートが入居しているショッピングモールも撤退を決めています。その周りを見ても、空き店舗ばかり・・・。 ここはアメリカ西海岸の大都市、カリフォルニア州サンフランシスコ。入り江にかかる真っ赤なゴールデンゲートブリッジに、急な坂を行き来するケーブルカー。華やかなイメージに彩られた町の中心部には驚くべき光景が広がっています。 (ロサンゼルス支局長 佐伯敏) サンフランシスコの歩道 歩道にはテントが張られ、バス停は路上生活者、いわゆるホームレスの荷物で埋め尽くされています。 座り込んで顔を突っ伏し、動かない人もいれば、小刻みに震えている人、奇声を上げる人。 こうした光景は、サンフランシスコの中心部で決して珍しくなくなっています。 近年のサンフランシスコと言えば、テック企業が集まる都市として広く知られてきました。あのイーロン・マスク氏がツイッター
「さすがに、必要ですよね」 そもそもベンチがない問題 「恐れていることが本当に起きるか」を知る まちなかで見かけるベンチに、仕切りや手すりのような突起がついていることは「当たり前」の風景になっています。そんな「排除ベンチ」の一つが、先日、ツイッターをきっかけに形を変えました。〝突起〟が動いたのです。当初から〝突起〟に抵抗していたというベンチの制作者。実は、ベンチにある仕掛けをしていました。「みんな排除に慣れてしまっている」。制作者の言葉から、公共空間の過ごし方について考えます。 可愛らしいデザインで〝排除〟 7月8日。東京都中央区の京橋に設置されたベンチに、作業員が集まりました。木製のベンチを1台1台裏返し、ベンチの座面を3つに区切っていた「突起」のボルトを外し、突起を動かしました。
西成区、新今宮という土地でホームレスの方とデートするという内容。 読んだ感想は、残酷だな、これに尽きる。 「西成」と聞けば関西の人でなくても、多くの人はどのような土地であるかは想像できるだろう。少なくとも関西でその名を知らない人はいない。 その土地の特性の説明についてはほかに譲る。知らない人は調べることをお勧めする。(その前提があるかないかで、また印象がさらに変わる) ”無自覚の特権層”である女性が、日雇い労働者の町に繰り出し、あくまで対等な関係として、”無邪気”にホームレスとの交流を描く。 「どんな人とでも同じ人間としてフラットに交流し、楽しめる私」を描きたかったのか、「ここは人情や温かさのある街だ」と言いたかったのか、そこはわからない。 社会が生み出した、人間の尊厳に関わる深刻な問題の中にいる方をして、ここまで無邪気に、何も触れずに書き上げられることに不気味さを感じた。 そもそも、最初
「結局誰にも快適じゃない」新宿区が公園に設置した“意地悪ベンチ”露骨な「行政の悪意」に批判殺到 社会・政治 投稿日:2024.03.25 17:40FLASH編集部 この数年で、座りにくい公園のベンチが増えたと感じている人は多いのではないだろうか。東京都内でも、いわゆる「排除ベンチ」などと呼ばれる、横になれないようにデザインされたベンチを、やたらと見かけるようになった。 【関連記事:男子トイレと思ったら “とんだ不意打ち”…東急横浜駅のトイレに不満多数「設計悪手すぎるだろ」広報の見解は】 そんななか、3月18日、Xに「@tsukiji14」さんのあげたポストが、話題になっている。@tsukiji14さんは、アーチ状にデザインされた公園のベンチの写真とともに、 《このあいだ新宿区の公園行ったらベンチこれだった。新種の意地悪ベンチ。こんなのよく考えたな?笑 完全に嫌がらせの頓知比べみたいになっ
メンタリストDaiGo氏の、生活保護受給者やホームレスの人たちに対するYouTube上の発言が批判を集めている。差別や攻撃を煽動しかねないもので、優生思想に直結するとの指摘もある。 動画では、「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない」「必要のない命は僕にとって軽い」と発言。さらにホームレスの人たちについては、「いないほうがいい」「犯罪者を殺すのと同じ」など述べている。 メンタリストDaiGo氏はYouTubeチャンネルの登録者数が250万人、Twitterのフォロワーも76万人以上いる。問題の動画も、すでに20万回以上再生されている。 発言があったのは、8月7日に公開されたDaiGo氏のYouTubeライブ動画。視聴者からの質問に答えるもので、「親から全て間違っていると言われた」という相談に対して、DaiGo氏が回答する場面だ。 その過程で、「いじめられたから、親に虐待を受けたから自分は
たとえば、日本で問題となっている技能実習生に対する搾取。 彼らを搾取していた企業が先進的な広告を発表し称賛され始めたら、あなたはどう考えるだろうか? その広告のために莫大な費用が使われている一方で技能実習生の労働環境は劣悪で。 広告の成果でその会社が莫大な利益を得たにも関わらず、技能実習生が搾取され続けていたとしたら? NIKEの搾取の歴史自社工場を持たないNIKEは、各国の工場に発注して商品の生産を行っている。 1990 年代、ナイキの関連工場において、労働者が虐待を受け搾取されていると訴えがあった。 ナイキはこの訴えを否定。ナイキには不正を許さない行動規範があり、下請け工場にも徹底していると発言。 しかしナイキが発注したベトナムの下請け工場の実情はこんなものだった。 ベトナム工場のケース工場で働く90%が女性。15~28歳。 時給20セント、日給はおおよそ1.6ドル。労働時間は10~1
リンク FNNプライムオンライン 渋谷ど真ん中に「ミヤシタパーク 」誕生 日本初上陸のショップやグルメ…その全貌を徹底解剖 p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 17.0px 'Helvetica Neue'}p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 12.0px 'Helvetica Neue'; min-height: 14.0px}p.p3 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 12.0px &apo 23 リンク MIYASHITA PARK 公式ウェブサイト MIYASHITA PARK 公式ウェブサイト MIYASHITA PARKの公式ウェブサイト。新しく
◎どんな漫画? 東日本大震災で家族を失った15歳の作者がホームレスになって生きるカラーTwitter漫画。 ◎何でこんな日記書くの?ほっとけばいいじゃん タイトル記事の漫画がこれからバズりそうなので、今のうちに冷や水をぶっかけておこうと思った。 というのも、自分も被災で家族を亡くしたり、親戚の人生が破綻したりして地獄を見たサイドの人間なんだよね。 あの震災を『お涙頂戴感動ポルノ』にパッケージして商売の種にしようって人間がものすごく気に入らねえから。 ◎まず騙されないで欲しい事 最初にハッキリ、結論から言わせてもらうとステマ案件と思われる。 あの漫画、8割の確率で編集者の手がもう入ってるね。 そして描いてる人間、100%プロ。見る人が見れば一発でわかる。 可愛い動物で主人公を表現するあざとさだとか、塗りの見やすさだとか、コマ割・ネームの視線誘導だとか… (今はイラストレーターや漫画家、編集の
メンタリスト・DaiGo氏のホームレスの人や生活保護受給者に対する発言が、「優生思想に直結する」「差別や攻撃をあおる」などとして、批判を集めている。 DaiGo氏は自らのYouTubeで「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない」「必要のない命は僕にとって軽い」などと述べた。その後、別の動画で「個人の感想」などとして謝罪をしない意向を示している。 一方、生活困窮者をサポートする支援者は「言語道断」と強く批判。「ヘイトクライムを誘発しかねない」などとしている。 問題の動画での発言内容は‥ メンタリスト・DaiGo氏のYouTubeチャンネルの登録者数は約250万人。Twitterのフォロワーは76万人を超える。 8月7日に公開されていた問題の動画は、すでに20万回以上再生されている状況だ。DaiGo氏はライブ配信で、次のようにコメントしていた(要旨)。 「僕は生活保護の人たちにお金を払うため
小倉ヒラク | Hiraku Ogura @o_hiraku ほんとはヨーロッパみたいに街の真ん中にある広場とか公園が「なんとなく」「ぶらぶら」の受け皿になるといいんだけど、日本の行政は「みんながのびのび楽しむ」を病的なほど嫌っている(原因は不明)ので、公共の場所にはまったく期待できない。なので地域の人がつくる「お店のフリした公園」が大事 2023-03-12 11:25:27 小倉ヒラク | Hiraku Ogura @o_hiraku 発酵デザイナー / アートディレクター。最近多忙につき、依頼がある方は必ず!公式サイトの問合せフォームからお願いします(個人のDMやメールはもう追い切れない!)。新著『アジア発酵紀行』。 下北沢発酵デパートメントオーナー。ラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』『#ただいま発酵中』パーソナリティ。 https://t.co/rDBQPr0TQm
戦後、「労働者の街」や「工場の街」として知られてきた川崎で、ホームレスの姿がだんだんと見られなくなっている。JR川崎駅直結の商業施設ラゾーナや地下街アゼリア周辺で見かけるホームレスの数もぐっと減っている。 筆者は川崎で生まれ育ったが、昔から多摩川の土手には、青いテントのホームレスの小屋がたくさんあった。読者の中にも、JR東海道線や京浜東北線、京急線の車窓から、そうした土手にある青いテントを見た人がいるかもしれない。 しかし、10月6日午後、多摩川の六郷橋付近の土手に改めて行ってみると、ホームレスの小屋はたくさんあるのだが、人がなかなか見当たらない。ホームレスの人はいったいみんなどこに行ったのか。 がら空きとなった多摩川六郷橋付近にあるホームレスのテント(高橋浩祐撮影)●川崎市が自立支援活動に注力実は、川崎市の自立支援センターが、「生活づくり支援ホーム」と呼ばれる支援施設に入るようお願いし、
養生テープで窓に目張りをして、Amazonで水を注文する。日持ちのするパンやカップ麺、無洗米を買い置き、カセットボンベや電池、懐中電灯に携帯ラジオまで確保して、モバイルバッテリーを満充電に。 浴槽や洗濯機に水を溜め、すぐに避難ができるようリュックサックに諸々を詰める。暇つぶしのためiPadに映画を何本かダウンロードすれば、台風19号への準備は万全だ。相方と二人三脚で台風対策に精を出した。 私はこれまでに、台風に対する備えというものをほとんどしたことがなかった。今回特に力を注いだのには、先の台風における千葉県の惨状が記憶に新しかったというのもあったけれど、相方と暮らしていることのほうが大きい。私一人がくたばるならともかく、相方だけは守らなければならない。 私は日本随一の台風王国・石垣島に生まれ育った。幼い頃から年に二~三発はそこそこのクラスの台風に見舞われてきたので、台風に対する慣れが都会の
吉住健一(新宿区長) @yoshizumi_ken 新宿区長の吉住健一です!生まれも育ちも新宿区です。高層ビル街や繁華街だけではない新宿の魅力を知ってもらいたいと思い、Twitterで発信してまいります。個人のアカウントですので公式情報は区役所より後になります😄趣味は居酒屋巡りです! 吉住健一(新宿区長) @yoshizumi_ken #拡散希望 この記事のベンチは約30年前から近隣住民の要望を受けてこの形状になっています ホームレス対策ではなく住宅地における夜間の騒音防止です 地元からの苦情はありません 新宿区が公園に設置した“意地悪ベンチ”露骨な「行政の悪意」に批判殺到 #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/02f44… 2024-03-28 09:52:05 リンク Yahoo!ニュース 「結局誰にも快適じゃない」新宿区が公園に設置した“意地悪ベ
「排除ベンチ」の排除に成功──。今年7月、神奈川県平塚市のJR平塚駅前に置かれているベンチの座面の仕切りが取り外された。かつて野宿者(ホームレス)対策で後付けされたとみられ、市議の江口友子さん(47)が設置者の市に改善を働きかけた。長居しにくいデザインのベンチやオブジェは「排除アート」と呼ばれ、特定の人たちの利用を物理的に妨げている。江口さんは「ベンチは本来、コミュニケーションの場。誰かを排除するためにあるのではない」と訴える。(佐藤圭) 排除アート 明確な定義はないが、ホームレスなど特定の人による公共空間の利用を物理的に妨げている造形物を指すことが多い。座面が仕切られた公園やバス停のベンチ、高速道路の高架下や歩道橋の下に置かれたオブジェ風の丸石などが代表例。1990年代以降、設置者の意図にかかわらず、「アート」と呼ばれるようになった。2020年、東京・渋谷でホームレスとみられる60代女性
2021年8月14日 メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明 生活保護問題対策全国会議 一般社団法人つくろい東京ファンド 新型コロナ災害緊急アクション 一般社団法人反貧困ネットワーク 1 DaiGo氏の発言内容 DaiGo氏は、本年8月7日に公開されたYouTubeの動画の中で、「僕は生活保護の人たちに、なんだろう、お金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。 生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけどさ、猫は生きてれば得なんで」、「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。」と述べました。DaiGo氏が猫を大切に思う気持ちは尊重されるべきとしても、猫と生活保護利用者やホームレスの人の命を比べて、後者について「どうでもいい」と貶めること
1.お前等昔も今もそんなに渋谷に行ってねーだろ今頃、あのナントカパークのせいで「渋谷が変わってしまった」とか言ってる奴等絶対エアプだわ。 ずっと前からめちゃめちゃ変わり続けてるのにな。 こっちは中学からずっと渋谷に通学して渋谷で遊んできたが もう昔どんな地形だったか思い出せないところだらけだわ。 駅や駅近辺は変わりすぎてる上に未だに変わり続けてるから入るたびに地形変わる不思議なダンジョンみてえだぞ。 本当に渋谷に慣れ親しんでたなら今頃「渋谷は変わってしまった」なんて言うはずない。 今やってるのだって何段階目の開発なんだって話だ。 俺にはあの町は変形ロボになってしまったような印象がある。 しかしそんなの10年以上前からだわ。 2.オナニー活動家なんか昔も今も邪魔だわていうかMIYASHITA PARKにだけケチ付けてる奴等は結局あれでしょ? ただのしったかエアプ除けば、例のホームレス支援団体
帝国の興亡 2022.10.03 Updated by Ryo Shimizu on October 3, 2022, 05:12 am JST イタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは43歳にして初航海に出かけた。 彼の航海の記録は1503年に論文「新世界」として発表され、ドイツで出版された。以来、その大陸は彼の名にちなんでアメリカと呼ばれるようになった。 ヴェスプッチが探検したのは主に南米で、コロンブスが発見したのはカリブ海のプエルトリコで、厳密には北米大陸を発見したわけでもない。 それから一世紀後にイギリスのバージニア株式会社が国王ジェームズ一世から勅許を得て、メリーランド州、バージニア州、カロライナ州の開拓を開始した。 アメリカ大陸への植民はビジネスであり、入植者は実質的にバージニア会社の社員と見做されていた。 しかし、先住民族との戦いや疫病といった障害から、最初期の200人の入
「反ホームレス施策」なるものが、世界各地でかれこれ何十年にもわたり ”当たり前” のものになっている。徘徊禁止法、座りこみ禁止条例などあからさまなものから、街の設備や公共スペースに埋め込まれているものまで、そのかたちはさまざまだ。 所有者や考案者が意図した人以外の利用を妨げる “やさしくない” 設計 ー「排除アート」と呼ばれることもあるー が、都市デザインの潮流としていろんなかたちで見られるようになっており、その矛先は他でもないホームレスの人々に向けられている。すでに社会の片隅に追いやられ、休憩や眠れる場所を探している彼らが、公共スペースを利用しづらくなっている米国の事情についてレポートする。 ** 有名書店の店先にスプリンクラー、事例に事欠かない米国の現状 米国の主要都市でも、その悪質な事例がはっきりと目に見える形で広がっている。 2013年、ニューヨークのグリニッチビレッジにある老舗書
2021年8月16日 NPO法人抱樸 理事長 奥田知志 2021年8月7日にDaiGo氏が配信したYouTubeの番組において語られていた内容は、NPO法人抱樸にとって大きな衝撃でした。私たちは33年間、路上の命、困窮状況に置かれた人々の命と向き合ってきました。それは抱樸のスローガンである「おんなじ いのち」ということを確認し続けた日々でありました。 DaiGo氏の発言に対する抱樸として見解を示すために以下、見解と経緯等に関して報告します。 今回のDaiGo氏の発言は、命の尊厳そのものに対する否定であり、到底容認できるものではありません。また、この発言がさらなる偏見や差別、社会的排除、ついにはヘイトスピーチ、憎悪犯罪につながる恐れさえあるものだと危惧しています。 実際に、2016年の相模原事件や昨年の渋谷バス停でのホームレス状態にあった女性の殺害など「意味のない命」があるかのごとく主張し、
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