軍事と政治に関するgonaiのブックマーク (2)
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終戦の過程を左右した各地の地上戦では、本土防衛のために行われた日本軍の﹁捨て石﹂作戦と、民間人の根こそぎ動員・集団自決という共通のパターンが繰り返されたことを前編で指摘した。 日ソ戦では、ソ連軍による略奪・暴行や強制連行も加わった。後編では、最新の研究である麻田雅文﹃日ソ戦争﹄︵中公新書︶に依拠しながら、現在進行形で行われるロシアのウクライナ侵略と重なる日ソ戦の実相にも触れる。 また台湾有事をめぐる議論に象徴されるように、本土防衛のために辺境を戦場とするという政策決定者の発想が、戦後もまったく変わっていないという現実も論じる。これの裏返しとして、台湾有事に﹁巻き込まれない﹂ための議論にも問題があることを第1次・第2次世界大戦のベルギーの歴史を参照しながら同時に指摘する。 停戦に応じなかったソ連 ソ連は東京大空襲の翌月、アメリカ軍の沖縄島上陸直後の1945年4月5日に日本に対して翌年に有効期
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﹁ロシアに、違法でいわれのない戦争を続けても無駄だと分からせる﹂ ウクライナに対して、アメリカに次ぐ規模の軍事支援を続けるイギリスのスナク首相はNHKのインタビューにこう話しました。 今後のウクライナ情勢の展望は?インド太平洋地域、そして中国への対応は? G7広島サミットに出席するため、来日したスナク首相に話を聞きました。 ︵聞き手 ロンドン支局長 大庭雄樹︶ 核保有国ロシアによる軍事侵攻 G7サミットの重要性は? ロシアによる違法かついわれのないウクライナ侵攻は、いかなる条件においても容認できません。去年特に懸念されたのは、ロシアによる﹁核の脅し﹂のエスカレーションでした。 これについて岸田総理大臣が去年のG20サミットで﹁そのことばづかいやレトリックは受け入れられず間違っている﹂と先頭に立って非難したのは正しいことでした。 その後、ロシアはそのレトリックを緩和しましたが、私たちが全く受
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