ブックマーク / news.goo.ne.jp (5)
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英語メディアが伝える﹁JAPAN﹂なニュースをご紹介するこのコラムですが、今週はJAPANというよりはASIAについて書きます。日本がその一部を構成するアジアに関する英語報道は現在ほとんどが、何を書いてもグルッと北朝鮮に向かっていく内容ばかりです。たとえば沖縄知事選の結果を書いても。そんな最中に、民間の内部告発ウェブサイト﹁ウィキリークス﹂が米外交文書25万点の公開を開始。その中には、中国の対北朝鮮姿勢について︵私には︶意外な内容が含まれていました。英紙の報道によると、中国高官が北朝鮮を﹁わがままな駄々っ子﹂と見なし、韓国管理下の朝鮮半島再統一を容認しているかもしれないというのです。︵gooニュース 加藤祐子︶ ○沖縄知事選ごしに北朝鮮情勢 多くの特派員が朝鮮半島情勢の取材にかり出されているせいでしょうか、今週の英語メディアによる日本報道はちょっと取り留めもない感じです。従来ならもっと大き
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﹁日本にとって素晴らしい日﹂ 2009年9月1日︵火︶10:50 ︵フィナンシャル・タイムズ 2009年8月31日初出 翻訳gooニュース︶ 東京=アジア編集長デビッド・ピリング 日本にとって素晴らしい日だ――。かつて公務員だったその人は嬉しそうに、そして少しいたずらっぽいまなざしでそう言った。﹁これで日本もやっと、台湾や韓国なみになったということだ﹂と。 台湾や韓国のように日本の有権者も、ひとつの政治集団から別の集団に、権力を平和的に移動させたのだから。これは1955年以来、初めてのこと。8月30日の総選挙で日本の民主党は地滑り的勝利を収め、中国共産党に匹敵するほど権力を長く独占していた自民党の覇権的支配をついに打倒した。 すでに退官した某公務員氏の発言は、ほかの日本人を穏やかに挑発しようとしてのものだ。というのも日本人のほとんどは、東アジアでもっとも政治的に成熟している大人
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ロシアとグルジアが戦争に至った7日間 食い違う証言――フィナンシャル・タイムズ︵1︶ 2008年8月31日︵日︶14:51 FTのグルジア紛争記事 ロシア軍の最前線でくらくらと混乱し︵8月17日︶ 傷ついたプライドのせいで発火、南オセチアの偶発戦争︵8月10日︶ ︵フィナンシャル・タイムズ 2008年8月26日初出 翻訳gooニュース︶ フィナンシャル・タイムズ取材チーム 南オセチアの州都ツヒンワリ郊外の丘の上に、ロシア平和維持部隊の基地がある。黒こげに焼け、中味は空っぽで、瓦礫に囲まれ。入り口には焼け焦げた戦車が1台。基地内には、ロシア平和維持部隊の司令官補佐ウラジーミル・ウィアノフ大尉がひとり瓦礫を横に立ち、グルジア軍とロシア軍が今月初めに戦闘を展開した渓谷を手で示しながら、自分の物語を語った。これが先週のこと。 この短い戦争の歴史が最終的にどう記録され、誰の行為がどう
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