﹁一日一本﹂はわずか2本見ただけでおしまい。三日坊主じゃないぞ、一日坊主だ。 聖火リレーがとうとう中国大陸に到着したころから、ウェブサイトを中心にちょっと話題になっている文章がある。元﹁解放日報﹂の論説員であり、﹁人民日報﹂の副編集長の皇甫平︵本名は周瑞金︶氏が発表した﹃浮雲の目隠しを畏れるな﹄︵中国語オリジナルはここあるいはここで︶。 基本的にその立場上、中国政府の見解の立地点を離れていないものの、﹁中国の立場からのチベット問題、そして北京オリンピック騒ぎの解決﹂を呼びかける声としては、かなり冷静で客観的な視点の文章だと思う。もちろん、中国人に向けて書かれているので、ちょっとガイジンには分かりにくいし、とくに﹁チベットは独立すべき﹂という立場に立つ人なら納得も賛成もできないかもしれないが、﹁中国の立場﹂をまず知るには非常に貴重な文章だろう。 ……ので、﹁一日一本﹂を棚上げして翻訳してみま