【ベルリン篠田航一】福島第1原発の事故を受けドイツは国内17基の原発のうち7基を暫定的に停止したため、近隣国から電力を輸入する状況になっている。メルケル首相は6月に、原発全廃までの期間などを示す改正原子力法を成立させる構えだが、早期の原発撤退には与党内からも疑問の声が上がっており、「脱原発」先進国の電力事情も先行きは不透明だ。 3月の事故後、ドイツは80年以前から稼働する古い原発7基を暫定的に3カ月停止することを決めた。フランクフルター・アルゲマイネ紙によると、3月前半まで、1時間に平均3500メガワットを外国に輸出していたが、3月17日に7基を停止して以降、逆に平均2500メガワットをフランスやチェコから輸入する事態になった。 連邦ネットワーク庁のクルト長官は、輸入電力が原発で生産されたものかについては「電気は見ただけでは、(原発で作られたものかどうか)分からない」と明言を避けたが、フラ
【ベルリン=共同】福島第1原発事故を受け、ドイツ各地で26日、国内にある全原発の廃炉を求める大規模なデモが行われ、主催者によると、野党の社会民主党(SPD)や90年連合・緑の党幹部、労組関係者ら計約25万人が参加した。デモはベルリンのほか、ハン
ドイツ東部ドレスデン(Dresden)で、第2次大戦中の連合軍による同市爆撃65周年に極右ネオナチが計画したデモ行進を「人間の鎖」で阻止する市民ら(2010年2月13日撮影)。(c)AFP/DDP/UWE MEINHOLD 【2月15日 AFP】ドイツ東部ドレスデン(Dresden)で同市の大半が廃虚と化した第2次世界大戦中の連合軍爆撃から65周年を迎えた13日、極右ネオナチが計画していたデモ行進を市民グループらが「人間の鎖」を作り自力で阻止した。 この日、追悼集会を企画したネオナチ団体6400人あまりがノイシュタット(Neustadt)駅前に集結。数人が演説を行った後、デモ行進に向かおうとしたが、市民団体メンバーら1万2000人の「人間の鎖」に行く手を阻まれた。 市民団体が「平和的な抗議運動でネオナチのデモ行進を阻止しよう」と呼びかけ、これにドレスデン市民らが応じた。 「欧州最大のネオナ
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