EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。
大学におけるDXはコロナ禍で一気に加速し、オンライン授業は当たり前になり、働き方改革に向けて教務などでのDXも徐々に進められている。そんな中、東京女子大学のキャリア・センターでは、学生とのコミュニケーションにチャットボットを活用。2020年に新型コロナウイルス感染症の流行を受けて発案からわずか1週間ほどで導入し、現在も運用中だ。同大学のキャリア・センターで運営全般を担う村石隆造氏は「学生が大学に来られなくなっても、就活支援を止めることは許されなかった」と導入の背景を語る。この活用を支えるのは、チャットボットのシステムを提供する株式会社キャリアボットの代表で、同学のキャリアカウンセラーでもある岡崎浩二氏。両氏がけん引してきたチャットボット活用の裏側を伺い、大学のキャリアセンターにおけるDXのヒントを探った。 導入の決め手となった「学生の声」 ──東京女子大学のキャリア・センターでは、コロナ禍
オンラインでアクティブラーニングを行う3つの工夫 佐野氏は同志社大学の政策学部で、NGO・NPO論などの講義を行っている。本年度の春学期は、384名の履修生に対して大規模なオンライン授業を実施。SA・TAを含むチームで取り組み、さまざまなツールを使い分けるなどの工夫を凝らした結果、受講生授業満足度99%の成果を得たという。本セッションでは授業実践を紹介するとともに、どのようにして学生の満足度を上げていったかを解説した。 セッションを行った同志社大学政策学部の准教授の佐野淳也氏。 佐野氏はまず、「毎回学生に確認してもらっている」という「Zoom」を使ったオンライン授業での基本的なルールを紹介。授業中の質問はチャット機能を活用し、音声とビデオはオフにするなど、使い方はいたってシンプルだ。 Zoom授業時は、毎回基本的な操作方法もあわせて学生に説明を行ったという。 続いて、同志社大学で行った授業
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