参議院議長 扇 千景 殿 参議院議員櫻井充君提出大学の在り方に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員櫻井充君提出大学の在り方に関する質問に対する答弁書 一について 大学は、教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)第六条及び学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条の規定により、法律に定める学校として公の性質を持つものとされるとともに、同法第五十二条の規定により、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とするものとして位置付けられており、社会の負託にこたえ、優れた人材の養成や学術研究の発展等に貢献することが期待されているものと認識している。 二について 大学は、教育基本法及び学校教育法を始めとする関係法令の規定にのっとり、その果たすべき役割と公の性質を持つものであることについての自覚の下に運営さ
参議院議長 尾辻 秀久 殿 参議院議員神谷宗幣君提出我が国に設置された孔子学院に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員神谷宗幣君提出我が国に設置された孔子学院に関する再質問に対する答弁書 一の1及び3について 御指摘の「学校法人の行為として相応しいかどうかを判断せずに看過する」並びにお尋ねの「どのような根拠で合法性を担保している」及び「どのような事態であれば学校法人の行為として相応しくないとみなす」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難であるが、先の答弁書(令和五年五月十二日内閣参質二一一第六三号)一の2についてでお答えしたとおり、御指摘の「孔子学院」は、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)においてその設置に係る手続は定められておらず、そのほかにも、その設置について規律する法令があるとは承知していない。いずれにせよ、学校法人が「孔子学院」を設置するこ
質問第二七号 外国人留学生を増やすため岸田文雄総理大臣が命じた計画策定に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 令和四年十月二十六日 参議院議長 尾辻 秀久 殿 外国人留学生を増やすため岸田文雄総理大臣が命じた計画策定に関する質問主意書 令和四年八月二十九日のNHK報道によれば、岸田文雄総理大臣は永岡桂子文部科学大臣に対し、年間三十万人の外国人留学生の受入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、更に留学生を増やすための新たな計画を策定するよう指示したと報道されている。 独立行政法人日本学生支援機構は二〇二一年五月一日現在における「留学生受け入れ数の多い大学」三十校を示しており、これらはそれぞれ千人~四千人超の留学生を受け入れている。この中でトップは東京大学の四千八十四人でこれは同大学の学生総数の十五・一%に達し、国内の私立大学も早稲田大学が三千九百六十七人の留学
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