ブックマーク / zenn.dev/kounoike (3)
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この記事はOpenCV Advent Calendar 2021の23日目の記事です。 はじめに3日目の記事で紹介されているように、OpenCV 4.5.4 では新しく顔検出/顔認識の API が実装されました。この記事ではこの顔検出 API をブラウザから呼んでみることにします。ブラウザから呼び出すにあたって、先にきちんとパフォーマンスを確認して使用する解像度を決めます。更に高速化のために SIMDとマルチスレッドを使った OpenCV の Wasm バイナリを作ります。その後、実用的な環境を想定して React のフロントエンドから呼び出すようにしてみます。ついでに WebRTC で実際に加工した画像が送信できることのデモまで行います。 OpenCV.js での新機能の扱い OpenCV.js で JavaScript から呼び出せる機能はホワイトリスト形式になっており、ビル
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全体像 全体としてはこんな感じです。レンズを通して顔の像を作るところは光学の世界、センサ面に結像された像を読み取る電子の世界。そして、センサと PCの橋渡しを USB で行う通信の世界、受け取ったフレームを処理するソフトウエアの世界、という流れで説明していきます。 物理︵光学︶の世界~一眼とWebカメラ︵とスマホ︶の違い~ 一番大きな違いは設計思想そのものです。レンズとセンサの大きさ、撮影設定などの柔軟性などに現れています。 一眼レフ‥でっかいレンズ × でっかいセンサ = つよい Web カメラ‥写ってればいいでしょレベル~産業用レベル スマホ‥目的ごとに複数のカメラモジュールを用意したりソフトで後処理したり。ともかく小さく薄く。 光学の世界で大事なことを一つだけ︵機種選択の基準として︶ ピント合わせ の方式はどうなっているか? マニュアルフォーカス → 自分でリング回す‥ピント合わせ
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はじめに 最近ついに、Google Meet に背景ぼかし機能が利用可能になりましたよね。日本語だとインプレスのケータイ Watchの記事などで紹介されてます。確か 2020 年9月末前後で順次リリースされていたと記憶しています。 このときは﹁背景ぼかし﹂の機能しかなかったのですが、最近︵私が気づいたのは 2020/10/30︶更にアップデートされました。アップデートで﹁背景差し替え﹂機能が付いて、ぼかし機能もぼかし効果が強弱2つから選べるようになりました。まだ日本語のニュース記事は見てないですが、Googleによるアップデートの発表はちゃんとされています。 そして、Google AIBlogでBackground Features in Google Meet, Powered by Web MLという記事が公開され、実装についての解説がされました。 この記事はその解説記事を
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