﹁受託病﹂という言葉を聞いたことはあるだろうか。ゲーム開発会社のあいだで、﹁納期さえ守ればいい﹂という考えが蔓延し、モチベーションが低下する現象のことである。 そもそも受託病という言葉は、﹃ぎゃる☆がん﹄などで著名なインティ・クリエイツの社長である會津卓也氏︵@t_aizu︶が、2017年に﹁Tokyo Sandbox 2017﹂で行った講演﹁ゲーム開発とデジタル販売の実態‥経験を元に﹂で使い、話題となったもの。 参考‥デベロッパを蝕む﹁受託病﹂,その特効薬は“ガンヴォルト”。會津卓也氏が登壇した﹁ゲーム開発とデジタル販売の実態‥経験を元に﹂聴講レポート︵4Gamer.net︶ 同社はカプコンからリリースされた﹁ロックマンゼロ﹂シリーズなどの開発を担当し、国内でも有数の横スクロールアクションゲームメーカーとして知られているが、受託を続けるあまり、2012年に受託病に陥ってしまう。 この状況
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