ブックマーク / tenseishugo.hatenadiary.org (2)
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元プロ野球選手の愛甲さんが昨今の野球の不人気について﹁野球はサッカーと違って世界とのつながりがないから﹂だと語っている。 まさにその通りで、野球には拡がりがない。たった5球団を相手に年間で140試合を消化して、さらにそこで優勝してもクライマックスシリーズで敗退して、結局3位だったチームが日本シリーズを制したりするプロ野球。しかもプロ野球でいくら勝ってもその球団が世界に羽ばたくことがない。世界へと続く道がないのだ。 かろうじてサッカー日本代表のように位置づけられたWBC日本代表は、WBCのたった16カ国で争われる規模感や韓国と何度も対戦するようなシステムがファンをしらけさせ、興奮を奪っている。野球は世界的スポーツではなく、ファンやその他興味本位層もそれに気づいてきている。 その気づきを与えたのがサッカーだろう。男子はもとより、U世代やなでしこジャパンなどの活躍によって、世界を相手に戦う日本人
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東北関東大震災で被災した岩手県大船渡市。大船渡市出身のサッカー選手といえば、元日本代表で鹿島アントラーズに所属する小笠原満男だろう。彼は震災後、NHKの取材に対して﹁何かできることはないかと考えている。できることなら今すぐにでも現地に駆けつけたい﹂と語った。 それからほどなくして、小笠原は自ら車を運転し、本当に現地へと駆けつけて避難所や母校を訪ねて回った。インタビューを見てどうせ口だけなんだろうと思った人たちをあざ笑うように。 避難所では、突然現れたスター選手に少年たちは歓喜し、束の間の笑顔をもたらした。そして被災者たちに﹁何か不足しているものはありませんか?﹂と声をかけ、母校では﹁何をしていいのかわからないけど、とりあえず母校ということでここへ来てみました。何ができるのかを見極めて自分ができることをやりたい﹂と述べた。愚直で、とても正直な男なんだなと思った。 小笠原は東北出身者のJリーガ
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