考え方と通信キャリアに関するi196のブックマーク (6)
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このまえKDDIが発表した移動・固定コンバージョン戦略について、改めてちょっと書いてみたいと思います。いや個人的には自宅がauひかりだし、借り物じゃない移動と固定︵アクセス線︶を持っている唯一の事業者という意味で、本当のFMCに一番近い事業者だと思っているので、ちょっと興味はあるんです。 発表されたことをおさらいすると、まず一番上に﹁スマートパスポート構想﹂というのがあり、移動、準移動、固定などなどが共通のIDで共通のコンテンツやサービスを利用できる、というところを目指しているような感じ。で、その構想を実現するための個々のサービスとして、割引サービス﹁スマートバリュー﹂、コンテンツパック﹁スマートパス﹂、共通ID﹁au ID﹂という三本柱がある、という感じ。 一言で言ってしまうとたったこれだけのことなんですが、ここから発展してどんなことが起きることを想定しているのか、ということを考えてみま
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ITジャーナリスト 小生の寄稿︵5月20日︶にソフトバンクの松本徹三さまから﹁光の道とNTTの構造分離問題﹂というご意見を頂きました。そこで小生なりに、ご回答を申し上げようと思います。 なお、松本さまの寄稿︵前半部分︶における﹁小池はNTT民営化における経緯を理解していない﹂との指摘は、既に池田さんが﹁NTTの電電公社化を許してはならない﹂で明快に解説されているので、あえてここでは触れません。 また、松本さまの続編にも﹁前置き部分﹂で小生の名前が登場しますが、私の寄稿における、どこについて述べていらっしゃるのか明確でないので、これもコメントを控えさせてください。 1. 伝送路と構築運営部門を混同しているとのご指摘 まず、以下の部分についてコメントさせてください。 ---引用開始--- しかし、小池さんには、﹁0種﹂とも呼ばれるべき﹁通信システムの﹃伝送路﹄を構築・運営する部門﹂と、NGNに
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やっぱうち的には置いとくべき画像はコレか。︵笑︶いや、買いませんがね。 さて、行ってきましたが。一言でまとめると﹁ケータイを売りたいのではなくコンテンツ︵サービス︶を売りたいソフトバンク、ハード屋さんと一緒にハードを売ってるケータイ屋なドコモ、そもそも周回遅れ走ってるレーンが違うau﹂という感じでしょうか。︵笑︶ 月曜はauで、いつものようにいつものような発表会。競う相手がいないからなのかとても牧歌的で、﹁全機種防水!﹂︵いや、ドコモやSBMは言うまでもなくほとんどそーですが︶、﹁物理的に交換できるキーパッド!﹂︵タッチパネルにすればよくね?︶というなかなか緊張感のないもの。日本のケータイ文化をひた走る決意をしたということであれば、それはそれでいいような気もする。 ソフトバンクはいつもの孫さんの抜群のプレゼンで、メインテーマはTwitter、そしてUStreamという。ツイケーってのはある
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いまさらなぜブロードバンドなのか 原口一博総務大臣が﹁光の道﹂という構想を提案し、それにソフトバンクが﹁政府案を支持﹂﹁光100%を税金ゼロで実現﹂とぶち上げている。2015年までに、全国の4900万世帯すべてがブロードバンドを利用できるようにしようという構想だ。 私は反対だ。論点は以下の3点。 (1)日本のブロードバンド基盤はとっくに世界最高水準に達している。今さらブロードバンド普及を政府のIT戦略の主軸に据えるべきではない。 (2)しかしブロードバンドの契約数は伸びず、利用・活用も進んでいない。これはブロードバンドの基盤が未整備だからじゃなくて、生活に直結した使いやすいサービスができあがっていないからだ。 (3)最優先するべきは、ネットが国民生活の社会的基盤となっていくような政策を推進することだ。 順に説明したい。まず間違えてはならないのは、ブロードバンドの﹁インフラ﹂﹁普及度﹂﹁利用
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きのう総務省の﹁グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース﹂が開かれ、原口総務相の提唱する﹁光の道﹂についての本格的な議論が始まった。私は、NTTの民営化のときNHK特集で取材して以来、25年にわたってこの問題を見てきたので、﹁また始まったのか﹂という感じだが、簡単に問題点をあげておく。 提案の中で注目されるのは、﹁﹃光の道﹄の実現に向けて﹂と題したソフトバンクの提案である。これは以前から同社の提案している﹁光ファイバー会社﹂をNTTから分離するという案で、2年前から情報通信政策フォーラムでも何度も議論したが、賛成する意見はほとんどなかった。 根本的な疑問は、なぜ﹁田舎や離島にも100%﹂光ファイバー(FTTH)が必要なのかということだ。FTTHは手段にすぎない。目的は高速アクセスなのだから、無線でもいいはずだ。現在の都市工学では、光ファイバーのようなインフラの高度化は、地方中
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