考え方とNTTに関するi196のブックマーク (4)
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このまえKDDIが発表した移動・固定コンバージョン戦略について、改めてちょっと書いてみたいと思います。いや個人的には自宅がauひかりだし、借り物じゃない移動と固定︵アクセス線︶を持っている唯一の事業者という意味で、本当のFMCに一番近い事業者だと思っているので、ちょっと興味はあるんです。 発表されたことをおさらいすると、まず一番上に﹁スマートパスポート構想﹂というのがあり、移動、準移動、固定などなどが共通のIDで共通のコンテンツやサービスを利用できる、というところを目指しているような感じ。で、その構想を実現するための個々のサービスとして、割引サービス﹁スマートバリュー﹂、コンテンツパック﹁スマートパス﹂、共通ID﹁au ID﹂という三本柱がある、という感じ。 一言で言ってしまうとたったこれだけのことなんですが、ここから発展してどんなことが起きることを想定しているのか、ということを考えてみま
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ITジャーナリスト 小生の寄稿︵5月20日︶にソフトバンクの松本徹三さまから﹁光の道とNTTの構造分離問題﹂というご意見を頂きました。そこで小生なりに、ご回答を申し上げようと思います。 なお、松本さまの寄稿︵前半部分︶における﹁小池はNTT民営化における経緯を理解していない﹂との指摘は、既に池田さんが﹁NTTの電電公社化を許してはならない﹂で明快に解説されているので、あえてここでは触れません。 また、松本さまの続編にも﹁前置き部分﹂で小生の名前が登場しますが、私の寄稿における、どこについて述べていらっしゃるのか明確でないので、これもコメントを控えさせてください。 1. 伝送路と構築運営部門を混同しているとのご指摘 まず、以下の部分についてコメントさせてください。 ---引用開始--- しかし、小池さんには、﹁0種﹂とも呼ばれるべき﹁通信システムの﹃伝送路﹄を構築・運営する部門﹂と、NGNに
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きのう総務省の﹁グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース﹂が開かれ、原口総務相の提唱する﹁光の道﹂についての本格的な議論が始まった。私は、NTTの民営化のときNHK特集で取材して以来、25年にわたってこの問題を見てきたので、﹁また始まったのか﹂という感じだが、簡単に問題点をあげておく。 提案の中で注目されるのは、﹁﹃光の道﹄の実現に向けて﹂と題したソフトバンクの提案である。これは以前から同社の提案している﹁光ファイバー会社﹂をNTTから分離するという案で、2年前から情報通信政策フォーラムでも何度も議論したが、賛成する意見はほとんどなかった。 根本的な疑問は、なぜ﹁田舎や離島にも100%﹂光ファイバー(FTTH)が必要なのかということだ。FTTHは手段にすぎない。目的は高速アクセスなのだから、無線でもいいはずだ。現在の都市工学では、光ファイバーのようなインフラの高度化は、地方中
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