日本と性に関するigrepのブックマーク (2)
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﹁思い起こせばいろいろ困難はありました。今は喜びでいっぱいです﹂ 今年5月中旬、都内で開かれた記者向けの勉強会。国内初となる経口中絶薬の製造販売が承認された2週間後のことだ。マイクの前に立ったラインファーマ︵東京都港区︶の北村幹弥社長はこう語った。 複数の女性団体が、承認前から関係省庁に要望書を繰り返し提出。審議前に厚生労働省が募ったパブリックコメントに集まった意見は、約1万2千件に達した。薬事関連では通常の100倍以上にあたるという。賛成の意見が反対の倍に上った。承認のニュースが飛び込むと、SNSには、﹁女性の怒りがようやく実を結びました。長かった……﹂などと声があふれた。 この薬﹁メフィーゴパック﹂は2種類の薬を組み合わせて使う。胎児の成長を止める一つ目の薬を服用後、36~48時間後に子宮の収縮を促す二つ目の薬を口の中に30分間含んだ後に飲み込む。すると子宮の内容物とともに胎嚢が排出さ
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﹁なぜ性を売ってはいけないのか?﹂という設問は、﹁職業選択の自由はどこまで認められるのか?﹂と言い換えられる。さらに突き詰めれば﹁個人の自由な選択はどこまで肯定されうるか﹂が問われている。少なくとも日本には﹁殺し屋﹂という職業を選択する自由はない。個人の自由は場合によっては制限される。 では性産業は、﹁殺し屋﹂のような制限されるべき職業だろうか。 それとも普通のサラリーマンと変わらない、個人の自由な選択にゆだねられるべきものだろうか。 ◆ 私たちの﹁自由な選択﹂が制限されるケースは、およそ3つのパターンに大別できる。1つは﹁他人の権利を侵害するとき﹂ もう1つは﹁制限したほうが本人のためになるとき﹂ そして最後の1つは﹁本人が自由な選択だと思っているだけで、実際には違うとき﹂だ。1.他人の権利を侵害するとき 私たちには人を殺す自由が許されていないし、他人のモノを盗んだり壊したりする自由
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