ブックマーク / www.hokkaido-np.co.jp (2)
-
札幌ドーム︵札幌市豊平区︶を管理運営する札幌市の第三セクター﹁札幌ドーム﹂の2024年3月期決算で、最終的なもうけを示す純損益が5億円超の赤字となることが18日、市関係者への取材で分かった。プロ野球北海道日本ハムの本拠地が北広島市に移転してから初めての決算で、日ハム関連の収入がなくなったことなどにより、当初想定していた赤字額2億9400万円を大幅に上回った。 日ハム移転後の減収対策として、市は約10億円を投入し、ドーム内を暗幕で仕切る中規模コンサート用の﹁新モード﹂を導入したが、利用は3日だけで、収支改善には至らなかった。...
-
札幌医科大が総合医療メーカーのニプロ︵大阪︶と共同で開発した、世界初の脊髄損傷の再生医療治療薬﹁ステミラック﹂が2018年末に国の製造販売の承認を得てから5年がたった。この間、投与を行う施設は全国に広がり、約150人が保険診療で治療を受けた。かつて脊髄損傷の治療は手術やリハビリ以外に選択肢がなかったが、北海道・札幌で生まれた画期的な治療薬の登場で、傷ついた神経そのものを再生させることが可能になった。寝たきりや手足がまひした患者が、起き上がったり手足が動くようになり、日常生活を取り戻している。︵報道センター 岩本進︶ ﹁幸せ、最高です﹂。23年12月7日、福嶌友架︵ふくしま・ゆうか︶さん︵21︶=山口市=が札医大病院の玄関前で満面に笑みを浮かべた。半年近い治療とリハビリを終え、退院を迎えた。2本の足で一歩ずつ前へと踏み出した。
-
1