ブックマーク / techtarget.itmedia.co.jp (3)
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2012年6月に米Microsoftが発表したタブレット﹁Surface﹂と米Appleの﹁iPad﹂との比較は、避けては通れない。ただし、両者には多くの共通点があるとはいえ、比較に当ってはそれぞれが想定している使用イメージが全く異なることに注意が必要だ。 Surface AppleはiPadをコンテンツ消費︵ビュワー︶端末として開発している。ユーザーはゆったりと椅子の背にもたれ、Webページを閲覧し、電子書籍やメールを読み、ビデオを鑑賞し、写真を眺める。そんな使い方が想定されている。 一方、Microsoftが描くSurfaceの使用イメージは非常に異なる。物理キーボードを提供し、Microsoft Officeを搭載する他、Intelモデルではアクティブペンをサポートする予定だ。Surfaceは明らかにコンテンツ作成を意図した端末で、ユーザーが前に身を乗り出してWord文書やスプレッド
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米Appleが数カ月以内に﹁iPad3﹂を発表するとの観測が高まり、注目が集まっている。秘密主義で名高い同社のこと、2月か3月に次期iPadを発表するという計画について、公式には一切口外していない。だがiPad2の発売から間もなく1年、最初のiPad発表からは2年がたつ。アジアの部品サプライヤーや製造パートナーからは情報が漏れ伝わり、次期iPadを生産する態勢強化に着手したとの報道もある。 実際、Appleは前進すべき時に来ている。市場をリードしているiPad2だが、間もなく時代遅れになるデュアルコアプロセッサと解像度1024×768のディスプレーという仕様には衰えが見える。台湾のASUSはクアッドコアのTegra 3を搭載したタブレット端末﹁Transformer Prime﹂を発売し、CES 2012では解像度1920×1200のディスプレーを搭載したタブレット端末が披露された。
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医師や看護師の間では、一般消費者の間よりもはるかに急速にiPadの採用が拡大している。それに伴い、電子カルテ︵EHR︶システムをiPadで利用したいとの要望も高まっている︵関連記事‥孫社長も驚いた﹁医療現場のiPad/iPhone活用﹂最前線︶。World Congress主催の第3回年次モバイルヘルスリーダーシップサミット︵Annual Leadership Summit on mHealth︶のパネルディスカッションでは、そうした指摘が相次いだ。そうした変化に伴い、CIOは苦しい選択を迫られることになる。iPad対応の電子カルテを実装するに当たり、ネイティブアプリを走らせるか、それとも仮想デスクトップを用いるかという選択だ︵関連記事‥CIOたちを悩ますiPad︶。 メリットとデメリットはどちらにもある。仮想環境は無比のセキュリティを提供するため、結果的にはHIPAAコンプライアンスも提
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