PuTTY では認証に使う秘密鍵の保存に独自の形式(PPK形式)を使いますが、これはなぜか、 あと関連して ssh の公開鍵認証のやりとりと OpenSSH の ssh クライアントの挙動に ついての話です。 結局のところはここに書いてあるように PPK 形式の方が優れている (OpenSSH の秘密鍵の形式には欠点がある)という事なんですが。 ssh での公開鍵認証のやりとりは以下のような流れです。 1. クライアントが「公開鍵認証だけどこの公開鍵は使える?」と公開鍵を送る 2. サーバが「その鍵は使えるよ/使えないよ」と答える 3a. 「使えないよ」と返ってきた場合、1 に戻って他の公開鍵を試したり、別の認証方式を試す 3b. 「使えるよ」と返ってきた場合、「この公開鍵で認証するよ、署名はこれね」と公開鍵と、 認証用のデータを秘密鍵で署名してその署名を送る。 4. サーバは公開鍵と署名
というエラーメッセージを出して接続が切られるという問題があります。 これは OpenSSH 6.8 で追加された hostkey rotation 機能のパケットを Tera Term が正しく扱えていなかったからです。 とりあえずはこのパケットを無視するようにしたので次のバージョン (Tera Term 4.87/ttssh2-2.73) では接続できるようになります。 # hostkey rotation にもその内対応する予定です Tera Term 4.87 は5月末にリリースする予定で、急いで OpenSSH 6.8 に 上げる人もそんなにいないだろうと思っていたのですが、エラーが出ると 言っている人をちょくちょく見かけるのでどうした物かと考えていました。 # 一応、差し替え用の ttxssh.dll を準備はしてあります。 # http://ttssh2.osdn.jp/sna
マクロでウィンドウサイズを変更したいという質問が出てた。 TerminalSize を必要な値に変更した設定ファイルをあらかじめ用意しておいたり、必要になった時に生成したりしておいて、それを restoresetup するという方法があるが、かなり手間がかかって面倒だ。 上記の質問もこの方法は知っているが、もっと手軽な方法を欲しがっているようだ。 という事で、制御シーケンスを使った方法を書いてみた。 Tera Term では dtterm 由来のウィンドウ操作用制御シーケンスをサポートしている。 この中に、ウィンドウサイズを変更する為の制御シーケンスが含まれている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く