ブックマーク / tomo-dati.jugem.jp (2)
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今でもツグミという鳥のことがよくわからない――よくわからない――よく、わからない、と、思う。ゆっくりと見ることができない怪物であると思い、それは飛び、よくわからない場所に遠く離れてしまう。地面から斜めに飛んで行った。それは、よくわからない。ゆっくりと歩いているのを見ることがあった川だった。ツグミという名前をくだものの名前であると思っていたこともあった小さな、 まるい、くだものの、絵を、シャルダンは、描いた。シャルダンの静物画がすばらしいが鳥も描かれる。くだものが多く描かれる。それから金属やガラスでできたものが描かれ、私は飛んで行った鳥はツグミではないかと思い、想像し、透明なガラスは白いいくつかの絵の具によって描かれていた。とても、小さな、ガラス……とても小さな静物画、絵。つぐみを食べる話は可能なのだろうかと思い、 かもめを食べる話をどこかで思い出す。すずめを食べる話があった、鳥は逃げて行く
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﹁詩に関しては、自分から手を伸ばしてというよりは、授業の資料で読みはじめたんです。﹂金属だけの、金属の︵魚を思い出している︶クラリネットと、︵むささびが見ているだろう︶イソギンチャクが宇宙であると思った。思ったのである鳥が、ふくろう﹁そのなかで﹁これだ﹂という感触があったのが吉岡実﹁僧侶﹂です。大きく影響を受けました。﹂動物と、公園が、牛と建物と、トカゲで、 あるのだろう。回転するケーキよろこびケーキよろこび・ワニ﹁吉岡実の影響も全体を通して強い。気に入ったものに率直に従って書いているのは、﹂テレビが、踊りを、布︵魚、魚、そして魚。サボテン︶であると思って︵テレビは思うものだ。それが思う︶、見せているだろう氷・ペンギン﹁劇的な作用を求めている。吉岡実の﹁僧侶﹂では、およそ現実とはかけ離れた倫理のもと詩世界で平然と 理不尽なことが行われている。﹂テーブルの、上にある、2種類の生きもの︵あるい
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