世界史に関するkash06のブックマーク (3)
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図説 チェコとスロヴァキアの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史) 作者:薩摩秀登 河出書房新社 Amazon チェコとスロヴァキア、両地域の歴史を通覧できる良書。著者の薩摩秀登氏は中公新書から﹃物語チェコの歴史﹄を上梓しているが、こちらでカバーしていないスロヴァキアについても本書ではかなりページが割かれている。加えてユダヤ人やロマなどマイノリティについての言及も少なくないので、チェコとスロヴァキアを構成した多様な住人の姿を知ることができる。 この本の1章から3章まではチェコの歴史の概説になる。チェコは小国ではあるが、この章を読むとドイツ史・ハプスブルク帝国史における重大事件がこの国を舞台として起きていることがわかる。チェコの英主オタカル2世はハプスブルクの始祖ルドルフと覇権を競って敗死しているし、プラハに生まれたカレル4世は神聖ローマ皇帝を兼ね、故郷にアルプス以北のヨーロッパで初の大学となる
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中国で発見された唐の時代の官僚の墓石に刻まれた墓誌が、当時、唐に渡っていた吉備真備によって書かれたとみられることが分かりました。専門家は、吉備真備が書いた文字は日本国内でも見つかっていないとして、貴重な発見だと注目しています。25日、北京で公開されたのは、中国の唐の時代の官僚で、遣唐使など外国からの使節の受け入れを担っていた李訓という人物の墓石に刻まれていた328文字の墓誌です。 墓誌は、6年前に河南省洛陽で見つかり、李訓の生前の経歴などが記されていて、文章の最後に﹁日本国朝臣備書﹂と刻まれていました。墓誌を発見した広東省深※センにある博物館の閻焔館長によりますと、日本の﹁朝臣備﹂という人物が書いたことを意味し、文字が書かれた年代から、﹁朝臣備﹂は遣唐使とともに留学生として唐に渡っていた吉備真備を指すとみられるということです。 吉備真備は、奈良時代に2度にわたって唐に渡り、当時の中国の政
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2400年以上前の古代ギリシャの貿易船が黒海の海底からほぼ完全な状態で見つかりました。形を保った世界最古の沈没船とみられ、当時の造船技術や交易の様子を知る貴重な発見だと注目されています。 調査チームによりますとこの形の貿易船は、当時のつぼなどに描かれた絵で知られていましたが、実物が形をとどめて見つかったのは初めてです。さらに形を保った沈没船としては世界最古とみられるということです。黒海の海底は酸素がほとんどなく木材が分解されにくかったため驚異的な保存状態につながったと考えられています。 ただ船はもろくなっている可能性が高いため、木材の一部を調査のために採取するにとどめ船全体を引き上げる計画はないとしています。 調査チームの代表は﹁当時の造船技術や、交易の様子について見方を変えるような発見だ﹂と話していて、世界的にも注目されています。
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