美術と社会に関するkash06のブックマーク (2)
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近年、美術業界でセクハラや性被害を訴える声が上がっている。美術作家にはフリーランスで活動する人が多く、地位や権力が上の人による嫌がらせから守られにくい。また、作家の卵である美大生が受ける被害も深刻だ。一方、その状況に対して働きかける動きもある。女性アートコレクティブ﹁ひととひと﹂、そして﹁表現の現場調査団﹂に話を聞いた。︵文‥長瀬千雅/写真‥後藤勝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部︶ 美術作家の神谷絢栄さん︵24︶は、今年5~6月、都内で開かれたグループ展に、ある映像作品を出展した。タイトルは﹁わたしの話を語るあなたを聞く﹂。各4~7分の3つの映像からなる。映像から一部引用する。 ﹁事件について話すのは辛くないですか? 大丈夫ですか?﹂ ﹁大丈夫です﹂ ﹁事件の前と後で一番変わってしまったことはなんですか?﹂ ﹁社会への不信感が強まりました 事件化はできたけど 結局不起訴になっ
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──本対談では建築と彫刻の交点から﹁記念性﹂を考えます。彫刻家であり彫刻研究者の小田原のどかさんは、今年6月に上梓された﹃彫刻1﹄︵トポフィル、2018︶をはじめ、作品制作や執筆、出版活動を通して彫刻の議論を展開されています。また建築史家の戸田穣さんは2017年に﹃建築雑誌﹄で﹁建築は記念する﹂という特集を企画されました。今日は、建築・彫刻の分野における記念性について、きわめて今日的な問題提起を行なっているお二人にお話しいただきます。 戸田穣──このところモニュメントやメモリアルに関心を持っています。最近は特に20世紀後半の日本における世俗の慰霊空間について調べていて、2016年には﹃10+1 Website﹄に﹁千鳥ヶ淵から考える慰霊の空間﹂という文章を寄稿して、谷口吉郎の設計による︽国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑︾︵1958︶や海外につくられた慰霊碑について紹介しました。また、日本建築学会が
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