宮崎大工学部の川末紀功仁(きくひと)教授が、人工知能(AI)と拡張現実(AR)技術を活用した「豚の体重が見える眼鏡」を開発した。頭に装着して豚を見るだけで豚肉の取引価格に影響する枝肉重量が簡単に測定できる。こうした装置は世界でも例がなく、農家の負担軽減や安定収入につながることが期待される。 【どのように見える?】スマートグラスに表示される画像 川末教授によると、豚は出荷時の体重が115キロだと、最も格付けが高くなりやすいとされる。ただ、豚は1日で餌3キロ、水15リットル以上を摂取するため体重の変動が大きい。これまでは豚を体重計に載せるにも2、3人がかりの重労働だったため、眼鏡を装着することで1人でも頻繁に正確な測定ができるようになるという。 眼鏡は、測定用3Dカメラと数値情報を表示する眼鏡型の装置「スマートグラス」などで構成。3Dカメラで得られた豚の体形データと標準モデルを比べて枝肉重量を
真夏の豚の逃走劇です。18日正午ごろ、東京都内の首都高速道路を走っていたトラックから1頭の豚が逃げ出し、一時、騒然となりました。 警視庁が確認したところ、豚は高速道路をおよそ50メートルにわたって逆走していて、警察官がかけつけた時には道路脇で横たわっていたということです。 逃げる途中で防護壁などに衝突したとみられ、まもなくすると死にました。 豚は食肉用で体重は100キロ以上あり、千葉県から横浜市の市場に向かっていたトラックから逃げ出したことが分かりました。 トラックには合わせておよそ40頭の豚が積まれていて、運転手の男性は「ほかの豚の背中にのって外に出たのではないか」と説明しているということです。 警視庁が詳しい状況を調べています。
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