SFと本に関するkash06のブックマーク (3)
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﹁SFの振興と発展﹂をテーマに インタビューを受ける日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さん=2020年12月、東京・東銀座の時事通信社︻時事通信社︼ 2020年9月、日本SF作家クラブの第20代会長に声優やエッセイストとして活躍する池澤春菜さんが就任した。その時点では﹁SF小説の著作を持たない初の会長﹂だったが、同年12月に初のSF小説﹁オービタル・クリスマス﹂を発表した。日本のSF作品を積極的に海外へ紹介する意欲を見せるなど会長として精力的に活動する池澤さんに、日本SF界の現状や課題、今後の構想などを聞いた。︵インタビュアー‥書評家・タニグチリウイチ︶ ―日本SF作家クラブとは、どんな組織なのでしょう。 もともとは親睦団体です。作家は横のつながりを持ちにくいので、作家同士が仲良くするために、小松左京さんらの呼び掛けで、西新宿の台湾料理屋さんで発足したと聞いています。それが、私の2代前の会長
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月の光 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:劉 慈欣 発売日: 2020/03/18 メディア: ハードカバー 一言で中国SFといっても多様だ。とはいえ、中国ならではのSF作品というものもやはり存在する。当人もすぐれたSF作家であるケン・リュウが﹁わたしがその作品を楽しみ、注目に値すると考えた﹂作品を集めたこのアンソロジー作品集にも、中国史を題材とした作品がいくつか載っている。これらの作品は、SFファンだけでなく中国史に興味を持つ人も楽しめるものではないかと思う。 冒頭から2番目に収録されている﹃晋陽の雪﹄は、五代十国時代の北漢を舞台にした作品だ。もちろんSFなのでただの歴史小説ではなく、この作品にはさまざまな未来のテクノロジーが登場する。かなり遊び心のある作品で、ライトセイバーやレイバンのサングラスまで登場している。﹁網洛﹂という古代中国版インターネットのよ
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国産SFの最高峰でしょう。2004年度﹁SFが読みたい!﹂国内篇第1位の、飛浩隆の短編集。テッド・チャンと並び賞されうる才能です。型破りなアイディアとそれをストレートに伝える清新な文章。作品のテーマは様々なんですが、強引に一くくりにするなら美術SFであり芸術SFと言えます。人が何かを美しいと感じる時、その﹁美﹂はどこから生まれてくるのか。美術評論家だけが気にするような話題ですが、これをSFという視点で捌いたとき、誰もが目を瞠るような美しさがたち現れます。一見、ただキレイなだけの文章を並べているかに見えます。しかし美を解き明かすというテーマを考えるとそれは間違いです。全てがその中身と表面において美しさを象っており、それゆえにこそ清冽な感動がありました。以下かるくネタバレ。 デュオ 倒叙ミステリかつ音楽SF。双子の天才ピアニストを殺したその驚くべき方法と理由。この短編集の中で一番好きな作品です
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