JR北海道は16日、ダイヤ改正に合わせ、函館―森・長万部間の普通列車の一部を従来のキハ40形からキハ150形に変更した。函館周辺で定期運行する普通列車用の気動車としては初めての冷房車となった。 キハ150形は1993年から95年にかけて製造され、今回運行を開始した車両は2023年3月まで富良野線などで運用されてきた。白地の車体にラベンダーをイメージしたライトパープルの帯とドアに変更はなく、富良野線時代の姿をとどめている。 同社は今後も函館地区へのキハ150形の配置を進め、25年3月のダイヤ改正までに、「道北流氷の恵み」「道東森の恵み」「道南海の恵み」「道央花の恵み」4両を除くキハ40形の定期運用を終了する見込み。 同社は「当面は限定的な運用を組み、1日1往復程度運行する。運用や検査などの都合で従来のキハ40形に車両を変更することもある」としている。
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