昨春のダイヤ改正で削減された朝9時台の豊岡行き列車。沿線の宿泊施設に実施したアンケートで影響の大きさが浮き彫りに=JR柴山駅(昨年3月27日撮影) 昨年3月のJR山陰線のダイヤ改正で、午前9時台の香住発豊岡行き普通列車が減便されたことについて、香美町香住観光協会が香美町香住区の旅館・民宿にアンケートを行ったところ、回答した宿の9割超が「困っている」と答えたことが分かった。(長谷部崇)
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1987年4月の「国鉄民営化」によって、警察官に転身した国鉄職員がいた。駅や客車の治安を守る「鉄道公安官」だ。同僚の多くが新会社のJR各社へ籍を移す一方で、警察組織に新天地を求めた彼らも、37年の歳月の間に次々に退職。昭和の一大改革の影響をじかに受けた「公安官出身」の現職警察官は、もうほとんど残っていない。 ■お客さんとの触れ合いも多かった 「鉄道公安」の腕章、警笛に手錠…。古びた手帳には、所属先の「福知山鉄道公安室」とともに20代前半の頃の顔写真が貼られている。 かつての仕事道具を手に、南但馬署地域課警部補の金子昌敏さん(60)=兵庫県丹波市=が懐かしそうに振り返る。「公安官といっても、いつも事件があるわけではなくて。お客さんとの触れ合いも多かったですね」 82年、高校を卒業して福知山鉄道管理局に入った。配属先の客貨車区で労働組合間の対立に巻き込まれ、「公安官になれば、組合から外れること
阪神電鉄は11月19日、車両工場の見学などがある「鉄道の日 はんしんまつり2023」を尼崎駅近くの尼崎車庫など2会場で開く。 尼崎車庫では「ミニ阪神電車」に乗れるほか、洗車機の通過や、踏切や鉄道信号機の操作を体験できる。車両工場の見学や、鉄道模型の展示もある。事前応募制(抽選で7千人)で、26日までに同まつりの専用ホームページから申し込む。 尼崎城址公園(尼崎市北城内)では鉄道玩具「プラレール」を展示し、雪遊びができる広場なども設ける。尼崎城内では阪神電車の写真展を開き、鉄道模型「Nゲージ」の操作も楽しめる。同公園のイベントは事前申し込み不要。 午前10時~午後4時。2会場とも入場無料だが、尼崎城内には入城料500円(小中高生は250円)が必要。阪神電鉄運輸部営業課TEL06・6457・2222(平日午前9時~午後5時)(地道優樹)
神戸電鉄(神戸市兵庫区)は27日、回数券の販売を来年4月30日で終了すると発表した。同年4月1日からは、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を使った乗車でポイントを還元するサービスを始める。ICカードの利用増に対し、回数券利用が減っているため。 販売を終えるのは、神鉄各線と神戸高速線、他社線連絡、通学用割引の回数券。身体・知的障害者用特別割引回数券は販売を続ける。神戸市営地下鉄の駅で発売する神鉄線との連絡回数券は引き続き利用できる。 イコカでの新サービスは、月内に同一運賃区間を11回以上利用すると、11回目以降の運賃の10%をポイントとして付与。翌月15日以降、各駅の精算機で1ポイント1円として10円単位でチャージでき、鉄道やバスの乗車や買い物に使える。サービスの利用は精算機での登録が必要になる。 JR西日本や阪神電気鉄道、阪急電鉄などは既に回数券の販売を終え、同様のICカードサービス
「明治十(一八七七)年七月 立売弁当販売開始」 「神戸駅史」(1957年発行)は郷土史家や鉄道ファンの間で、半ばバイブルのようになっている。その末尾の年譜に、この1行がある。1877年といえば、神戸-大阪間が開通してわずか3年後、そして京都まで延伸した年だ。 「駅弁の発祥にはいろんな説がありますよね。神戸の駅弁に関してはこの1行以外どこを見ても記述がないんですが、当社は神戸の駅弁屋ですからこれです」 笑いながら説明するのは、JR神戸駅にも店を構える「淡路屋」(神戸市東灘区)の寺本督(ただし)社長だ。確かに、神戸の駅弁屋といえば「淡路屋さん」である。創業1903(明治36)年。現在は駅をはじめ、関西各地の百貨店などにも店舗がある。
神戸市営地下鉄が18日にダイヤ改正するのに伴い、市民の足として長年活躍した緑色の車両「1000形」が17日午前、最後の定期運行を終えた。引退を見届けるファンが、名谷駅(須磨区)に駆けつけ、最後の姿を胸に刻んだ。 1000形は、同地下鉄新長田-名谷間が開通した1977年に運転を開始。2018年に新型車両「6000形」が投入され、置き換えが進んでいた。 見納めに同駅を訪れた会社員の男性(47)=尼崎市=は「子どものころ、1人で出かける時に必ず乗り、私にとっては自立の象徴。この車両に乗っていれば大丈夫という安心感があった」と名残惜しそうに話した。 また、1988年開業の北神急行電鉄で活躍し、事業譲渡による市営化で2020年6月から市交通局の車両となった7000系も、同日の定期運行が最後となる。(安藤真子)
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