話題になったのは、「授業関係の連絡」として学生向けに掲載された「表現文化論特論」の期末課題。2月10日に増田准教授が自身のTwitterで紹介し、現在までに700リツイートを集めている。 「『佐村河内事件に思う』という題名を付し、この題名に即した内容のレポートを作成せよ」という課題は特に珍しくないが、執筆条件は「完全な『パクリ』レポートとして作成せよ」。ネット上や書籍に存在する既存の文章を組み合わせ、10カ所以上の異なる出典を明記し、「自分で独自に執筆した文章を一字一句たりとも交えてはならない」のがルールだ。 ただ何かをコピペすればいいというわけでもない。「論旨や文章が支離滅裂なレポートには単位を認定しないので、上記の執筆条件に厳密に従った上でレポートの日本語文章としての全体的な完成度を高めるよう留意すること」と釘も刺している。 ネットでは「面白い」「読んでみたい」「出典を明らかにしながら
楽天傘下の米Sliceは11月24日(現地時間)、不要になったメーリングリストや企業からのメールを一括解除するツールを提供する米Unroll.Meを買収したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。 Sliceは、楽天が8月に買収した“電子レシート”サービス企業。Amazon.comやiTunes Storeなど、さまざまなECサイトから届くメールを集約し、ユーザーの購買履歴を一覧表示してくれるサービスを提供している。 買収されたUnroll.Meは、Webアプリによる受信箱整理サービスを提供する。Webアプリに受信箱を整理したいメールアドレス(現在はGmail、Google Apps、米Yahoo!メール、Outlook、AOL、iCloudをサポート)でサインアップすると、そのアドレスで登録しているメーリングリストや企業からの通知メール(Facebookアップデートなどを含む)
このブランド名(読み方は「ジーノーム」)はオープンソースのデスクトップ環境プロジェクト「GNOME」(読み方は「グノーム」)と近いため、オープンソースコミュニティーで物議を醸していた。 GNOME Foundationのトビアス・ミューラー氏は「Grouponがブランド名を選ぶ際、GNOMEの存在に気付かなかったはずはない。そもそもGrouponはオープンソースで構築したと主張しているのに」と語った。 GrouponはGnome立ち上げに際し、Gnomeに関連する28の名称の商標登録を申請している。 GNOME Foundationは同日、「GNOMEの商標をGrouponから守ろう!」キャンペーンを立ち上げ、Grouponに対抗して商標登録を申請するために必要な8万ドルの寄付を呼び掛けていた。 Grouponはこの動きに対し、GNOME Foundationに話し合いを求め、Gnomeの
ソフトバンクモバイルが10月22日、ショップ店員が参加する接客コンテスト「ソフトバンクモバイル接客No.1グランプリ2014」の全国決勝大会を開催した。 ソフトバンクモバイルは2010年からこの接客コンテストを年に1回実施しており、今年で5回目を迎える。直営店から代理店まで、ソフトバンクショップ店員の5000人がエントリーし、各地域の予選を勝ち抜いた15人のファイナリストが決勝大会に臨んだ。決勝大会では1人15分の持ち時間が与えられ、2人の客とロールプレイングを行う。 2014年は「クレーム処理」をテーマとし、訪れる客が「解約したいんですけど」と言い出す厳しい場面から接客がスタートする。ここで「はい、分かりました……」となるとコンテストは終わってしまうので、何とか解約を阻止しないといけない。しかし客(にふんした役者さん)は、どこか機嫌が悪そうな態度で「電池が持たないし、(スマホの)反応が遅
P2Pファイル共有ソフト「Winny」を開発したことで知られる技術者の金子勇さんが7月6日、急性心筋梗塞で死去した。 Winny裁判で弁護人を務めた壇俊光弁護士がブログで明らかにした。 金子さんは1970年7月生まれ、栃木県出身。茨城大学大学院、日本原子力研究所などを経て、東京大学特任助手だった2002年5月にWinnyを公開。04年5月、著作権法違反ほう助容疑で逮捕・起訴されたが、11年12月に最高裁で無罪が確定した。技術者が開発したソフトやサービスについて負うべき責任の範囲などについて大きな議論になった。 起訴後、P2P技術を応用したコンテンツ配信サービスを手がける「Skeed」の設立に携わり、昨年12月には東京大学情報基盤センター特任講師に就任していた。 金子さんのWebサイトでは、プログラム「NekoFight」の最新版「Ver.2.4」が6月8日に公開されている。 関連記事 開発
脆弱性を悪用された場合、クライアントとサーバ間のトラフィックの暗号を解除され、改ざんされる恐れがある。 オープンソースのSSL/TLS実装ライブラリ「OpenSSL」に新たな脆弱性が見つかり、6月5日(米国時間)に修正パッチがリリースされた。脆弱性はサーバとクライアントの両方が影響を受け、OpenSSLで保護していたはずの情報が漏えいする恐れがある、 OpenSSLは同日公開したセキュリティ情報で、6件の脆弱性を修正したことを明らかにした。中でも「SSL/TLSの中間者攻撃の脆弱性」では、攻撃者にクライアントとサーバ間のトラフィックの暗号を解除され、改ざんされる恐れがある。 この脆弱性はクライアントではOpenSSLの全バージョンが影響を受ける。サーバではOpenSSL 1.0.1/1.0.2-beta1のみに影響が確認されているが、1.0.1より前のバージョンを使っている場合も念のために
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