物価の変動を反映した働く人1人あたりの「実質賃金」が、過去最長の26か月連続で減少したことがわかりました。 厚生労働省によりますと、基本給や残業代、ボーナスなどをあわせた働く人1人あたりの今年5月の現金給与の総額は29万7151円でした。前の年の同じ月から1.9%増え、29か月連続の上昇となりました。 また、基本給を中心とした「所定内給与」は26万3539円で、前の年の同じ月から2.5%増え、31年4か月ぶりの高い伸び率となりました。 一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は前の年の同じ月と比べて1.4%減り、26か月連続の減少となりました。統計が比較できる1991年以降、最も長い期間、連続で減少しています。 厚労省は「今年の春闘で高い水準で賃上げの動きが広がり、賃金は上昇しているものの、物価の上昇には追い付いていない」としています。
東京都江東区の亀戸駅周辺を歩いていると、目の前に突如として謎の球体が現れた。大人数人は入れそうな大きさに、入り口のようなもの。見るほどに疑問が募る不思議な光景だ。 【別カットをみる】亀戸駅近くの栄電気の前の防災シェルター「ノア」。通行人には見慣れた光景なのか、気にも留めず? 球体の正体は「ノア」という防災シェルター。瓦屋根の二階が崩れても耐えられる設計で、完全防水という。津波や家屋の倒壊から身を守る個人向けのシェルターだ。 「見た人に防災意識を持ってもらえれば」と持ち主の沼澤栄一さん(57)。売り物ではないが、水害に弱いとされる江東区を心配して、経営する電気店の前に展示している。(写真報道局 岩崎叶汰)
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