ハマザキカク著﹃デスメタルアフリカ﹄︵パブリブ︶が話題となっている。 タイトル通りアフリカのデス・メタルを中心に取り上げた本書。モザンビークやジンバブエ、マダガスカル、ガボン、アンゴラ、ウガンダ、マラウイ、カーボヴェルデ、レユニオンなどなどで活動するバンドへのインタビューやディスコグラフィによって、“暗黒大陸の暗黒音楽”に肉薄している。 モザンビークの国民的ロック・スターといわれるSCRATCH︵表紙にも登場︶、映画﹃Death Metal Angola﹄に出演したことで一躍その名を知られるようになったBEFORE CRUSH…といっても、日本ではまったく知名度がなく、CDも発売されていないバンドが100以上並ぶ。ちなみに筆者︵山崎︶は2バンドしか知らなかった。 ハマザキカク著﹃デスメタルアフリカ﹄︵パブリブ︶凄まじいまでの労作であり、アンダーグラウンドにも程がある内容にも関わらず、201