ブックマーク / sivad.hatenablog.com (2)
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政権交代にともなって、自公政権が予定していたさまざまな政策プロジェクトが凍結されたり、変更されたりするようです。 まあ政治は資源分配なのですから、どこかが得をすればどこかが損をする、ということはある程度避けられません。 科学研究ももちろん例外ではないわけで、特に最近ぶち上げられた内閣府主導の総額2,700億円﹁世界最先端研究支援プログラム﹂などはその最たるものでしょう。 私個人としては、大型プロジェクトは出口とそこに至る道筋をしっかり検討して欲しいと思っていますので、正直大丈夫かなと感じていましたし、研究業界にもいろいろと異論は聞かれていました。 欧米を見るまでもなく、科学研究もいまや政治的な流れの中にあるものですから、政局から完全に守られるとは思いません。 しかし、議員の皆さんはあまりご存じないと思いますが、科学プロジェクトの下には、それを支える多くの若い大学院生やポスドクたちの生活と人
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どうも、ご無沙汰です。 実はこの夏に結婚することになりまして、引越しその他準備に忙殺されておりました。というかまだしばらくわたついております。豊かな対幻想の構築に向けて鋭意努力する所存であります。 結婚も地獄のなんとかという話も多いですが、ネットあるいははてな界隈では ﹁地獄への道は善意で舗装されている﹂ というアフォリズムが特に人気があるように感じます。﹁モヒカン文化﹂とも関係あるのかもしれません。 例えば、こちらとか。 白雪姫にしろカチカチ山にしろ、確かに人を騙す時に悪意を丸出しにするわけはなくて、毒リンゴやババ汁はたいがい善意にコーティングされていると。 それは一面そうなんですが、一方善意によって白雪姫は生かされるし、狸も退治されるわけです。 ﹁沈黙の艦隊﹂のラストでベネット大統領は海江田の﹁人間は悪意より善意が上回っているか?﹂という問いにYesで答えますが、リアリストのベネットに
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