駐日欧州連合(EU)代表部は2024年7月30日(火)、同代表部の文化プロジェクトの一環でアーティストの田中功起氏が制作した新作映像《移動と絶滅》の上映会を、森美術館(東京都港区)にて開催します。このイベントは森美術館の「アージェント・トーク」として行われ、上映後には同作品にも参加した哲学者・柳澤田実氏を交えたトークセッションが続きます。 森美術館の「アージェント・トーク」は、世界各地で意義深く、革新的な活動をしているアーティスト、キュレーター、批評家、活動家などを囲み、今議論すべきアージェントなトピックスを話し合うためのプラットフォームです。 移動の自由と移動の制限の狭間で、私たちの倫理はどこに向かうのでしょうか。哲学者のサミュエル・シェフラーは私たちの倫理的な価値は人類の存続を前提に定められている、自分の死後も人類が存続していくことを私たちは前提にして今を生きている、といいます。 今回
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