小学校低学年の息子がいる。水泳が好きで週末によくプールに連れていくのだが、ある日の帰り道、路上で急に立ち止まり、何かを拾い上げた。 「おとうさん、ダイヤひろった!」 子供の手のひらに、大きさ5ミリに満たないほどの、しかし例のあの形にカットされた、キラキラ光る石が乗っていた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:「こんな俺でもUMAのモデルに」ジェネレーター > 個人サイト nomoonwalk そのダイヤっぽい石(ここでは便宜的にダイヤと呼ぼう)は、それ以来、子供の宝物入れに大事に保管されている。 もらいものの中国茶の缶が子供の宝物入れ 中に
1980年生まれ埼玉育ち。東京の「やじろべえ」という会社で編集者、ライターをしています。ニューヨーク出身という冗談みたいな経歴の持ち主ですが、英語は全く話せません。 前の記事:日陰の草花を愛でる > 個人サイト Twitter (@noriyukienami) この時期、公園の噴水で水浴びしている子どもたちをよく見かける。羨ましいなと思う。彼らは濡れることなどおかまいなしだ。大人みたいに「着替え持ってないしな…」とか「このシャツ生地が薄いから乳首が透けちゃうかも…」とか、余計なことは考えず本能のままにずぶ濡れている。 大人として乳首を隠す節度は保ったうえで、少年時代のように無邪気に遊び狂いたい。 そこで「合羽」である。合羽をまとえば、濡れることなどいっさい気にせず大胆に楽しめるのではないか。
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