DATA -> File[permalink][rdoc][edit] スクリプトの __END__ プログラムの終り以降をアクセスする File オブジェクト。 プログラム・文・式/プログラムの終りも参照。 ソースファイルの __END__ 以降は解析・実行の対象にならないのでその部分にプログラムが利用するためのデータを書き込んでおくことができます。 DATA 定数はそのデータ部分にアクセスするための File オブジェクトを保持しています。 __END__ を含まないプログラムにおいては DATA は定義されません。 注意 DATA.rewind で移動する読みとり位置は __END__ 直後ではなく、 スクリプトファイルの先頭です。 スクリプトが標準入力から読みこまれた場合は標準入力になります。 スクリプトがファイルや標準入力から読みこまれなかった場合や、 __END__ で終ってい
ARGV -> Array[permalink][rdoc][edit] Ruby スクリプトに与えられた引数を表す配列です。 組み込み変数 $* の別名です。 Ruby 自身に対する引数は取り除かれています。 例: スクリプト argv.rb の内容が p ARGV であったとします。このときシェルから次を実行すると、 $ ruby argv.rb foo bar baz 結果は以下のように出力されます。 ["foo", "bar", "baz"] ARGV -> Array[permalink][rdoc][edit] [redefined by optparse] Ruby スクリプトに与えられた引数を表す配列です。 optparse を require することにより、ARGV は OptionParser::Arguable を Object#extend します。 [SEE_A
[edit] dynamic include: JSON::Generator::GeneratorMethods::Array (by json) 要約 配列クラスです。配列は任意の Ruby オブジェクトを要素として持つことができます。 一般的には配列は配列式を使って 例 [1, 2, 3] のように生成します。 目次 特異メソッド [] new try_convert インスタンスメソッド & * + - << <=> == [] []= | all? any? append assoc at bsearch bsearch_index clear clone collect collect! combination compact compact! concat count cycle delete delete_at delete_if difference dig drop d
[edit] ローカル変数 インスタンス変数 クラス変数 クラス変数のスコープ グローバル変数 擬似変数 定数 定数参照の優先順位 Ruby の変数と定数の種別は変数名の最初の一文字によって、ローカル変数、インスタンス変数、クラス変数、グローバル変数、定数のいずれかに区別されます。通常の変数の二文字目以降は英数字または _ですが、組み込み変数の一部には「`$'+1文字の記号」という変数があります(組み込み変数を参照)。変数名の長さにはメモリのサイズ以外の制限はありません。 ローカル変数 例 foobar 小文字または`_'で始まる識別子はローカル変数またはメソッド呼び出しです。ローカル変数スコープ(クラス、モジュール、メソッド定義の本体)における小文字で始まる識別子への最初の代入はそのスコープに属するローカル変数の宣言になります。宣言されていない識別子の参照は引数の無いメソッド呼び出しとみ
gsub(pattern, replace) -> String[permalink][rdoc] 文字列中で pattern にマッチする部分全てを 文字列 replace で置き換えた文字列を生成して返します。 置換文字列 replace 中の \& と \0 はマッチした部分文字列に、 \1 ... \9 は n 番目の括弧の内容に置き換えられます。 置換文字列内では \`、\'、\+ も使えます。 これらは $`、$'、$+ に対応します。 [PARAM] pattern: 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。 文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする [PARAM] replace: pattern で指定した文字列と置き換える文字列 例: p 'abcdefg'.gsub(/def/, '!!') # => "abc!!g" p 'abcabc'.gs
encode(encoding, **options) -> String[permalink][rdoc][edit] encode(encoding, from_encoding, **options) -> String encode(**options) -> String self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば self のエンコーディングが使われます。無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。 [PARAM] encoding: 変換先
sort -> Array[permalink][rdoc][edit] sort! -> self sort {|a, b| ... } -> Array sort! {|a, b| ... } -> self 配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。 sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。 ブロックとともに呼び出された時には、要素同士の比較をブロックを用いて行います。ブロックに2つの要素を引数として与えて評価し、その結果で比較します。ブロックは <=> 演算子と同様に整数を返すことが期待されています。つまり、ブロックは第1引数が大きいなら正の整数、両者が等しいなら0、そして第1引数の方が小さいなら負の整数を返さなければいけません。両者を比較できない時は nil を返します。
start_with?(*prefixes) -> bool[permalink][rdoc][edit] self の先頭が prefixes のいずれかであるとき true を返します。 [PARAM] prefixes: パターンを表す文字列または正規表現 (のリスト) 例 "string".start_with?("str") # => true "string".start_with?("ing") # => false "string".start_with?("ing", "str") # => true "string".start_with?(/\w/) # => true "string".start_with?(/\d/) # => false [SEE_ALSO] String#end_with? [SEE_ALSO] String#delete_prefix, S
keys -> [object][permalink][rdoc][edit] 全キーの配列を返します。 例 h1 = { "a" => 100, 2 => ["some"], :c => "c" } p h1.keys #=> ["a", 2, :c] [SEE_ALSO] Hash#values,Hash#to_a
[edit] 要約 オブジェクトなどを見やすく出力するためのライブラリです。 pp ライブラリは、ユーザがあたらしく定義したクラスに対しても見やすい表示をするように作られていますので、Kernel.#pp を使う上で余計な作業をする必要はありません。 どちらが読みやすいでしょうか? p による pretty-print されてない出力: #<PP:0x81a0d10 @stack=[], @genspace=#<Proc:0x81a0cc0>, @nest=[0], @newline="\n", @buf=#<PrettyPrint::Group:0x81a0c98 @group=0, @tail=0, @buf=[#<PrettyPrint::Gro up:0x81a0ba8 @group=1, @tail=0, @buf=[#<PrettyPrint::Text:0x81a0b30 @
merge(*others) -> Hash[permalink][rdoc][edit] merge(*others) {|key, self_val, other_val| ... } -> Hash selfとothersのハッシュの内容を順番にマージ(統合)した結果を返します。デフォルト値はselfの設定のままです。 self と others に同じキーがあった場合はブロック付きか否かで判定方法が違います。ブロック付きのときはブロックを呼び出してその返す値を重複キーに対応する値にします。ブロック付きでない場合は常に others の値を使います。 othersがハッシュではない場合、othersのメソッドto_hashを使って暗黙の変換を試みます。 [PARAM] others: マージ用のハッシュまたはメソッド to_hash でハッシュに変換できるオブジェクトです。 [RET
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