ブックマーク / news.yahoo.co.jp (4)
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国際親善試合のカメルーン戦のメンバーを発表するサッカー日本代表のイビチャ・オシム監督︵=2007年8月14日東京都文京区の日本サッカー協会︶ - 写真=時事通信フォト 一流のスポーツ指導者はどこが違うのか。サッカー日本代表の監督を務めたイビチャ・オシム氏は、ジェフユナイテッド市原・千葉の監督に就任した際に、コーチの小倉勉さんに﹁指示禁止令﹂を出した。なぜ小倉コーチの指示をやめさせたのか。ジャーナリストの島沢優子さんの著書﹃オシムの遺産﹄(竹書房)から一部を紹介しよう――。(第1回) ︻この記事の画像を見る︼ ■﹁オグラ、ちょっと黙れ﹂ オシムがジェフの監督に決まったとき、その価値を祖母井の次に知っていたのは恐らく小倉勉だろう。天理大学を卒業した1990年にドイツに渡り、ヴェルダー・ブレーメンのユースなどを指導し92年に帰国してコーチとしてジェフに入団した。 ﹁オシムさんに関しては、イタリア
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今日にも保釈されるかもと言われていた日産のカルロス・ゴーン前会長が、東京地検特捜部に特別背任の容疑で再逮捕されました。ゴーン氏の逮捕は3度目になります。この件については、国民の関心が高い割に、基礎となる刑事訴訟法の規定についての解説があまりないため、本稿で簡単に説明しようと思います。1 ゴーン氏の身柄拘束の経過 ゴーン氏の身体拘束については、新聞記事で確認できる限り、以下のような経過を辿っています。東京地方検察庁特別捜査部を通称﹁特捜部﹂といい、特に今回のゴーン氏の件のような重要事件の捜査、起訴、公判を担います。11月19日 特捜部が逮捕︵(1)10~14年虚偽記載で︶11月21日 東京地裁が30日までの勾留決定︵(1)で︶11月30日 東京地裁が特捜部の勾留延長請求を認め12月10日まで勾留延長決定12月10日 特捜部が起訴︵(1)で︶ 同 日 特捜部が再逮捕︵(2)15
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風俗街で出会うマキ︵34歳︶がユウジ︵45歳︶に出会ったのは21歳。2人が生まれ育った宮崎市内の風俗街でだった。 マキは働いていた飲み屋で知り合ったパチンコ依存症の夫と別れたところ。ユウジは日中ビルメンテナンスの会社を経営しながら、夜はデリヘル業︵デリバリーヘルスという業種の風俗店︶に携わっていた。ユウジもこの時点でバツ2だった。2人は結婚。デリヘルやSM店経営の後、本業のビルメン経営の傍らで、一般社団法人﹁日本プレミアム能力開発協会﹂という団体を立ち上げ、その事業の一環で、2015年1月に﹁プレミアム親子食堂﹂を立ち上げる。これが、宮崎県内のこども食堂の先駆けとなった。 風俗業の経営から、法人立ち上げを経て、こども食堂へ。2人の軌跡はいかにもアヤシゲで、眉をひそめる人もいるかもしれない。 しかし、この2人のストーリーを、貧困の中で育った者たちが貧困の連鎖を断ち切ろうとしてきた苦闘のスト
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