タクシー業界の人手不足を解消するため、運転手に必要な普通第2種免許の受験資格見直しの可否について、警察庁が有識者による調査研究委員会を設けて検討を始めたことが30日、同庁への取材で分かった。 道交法は、普通第2種免許の受験資格について﹁21歳以上﹂︵年齢要件︶で﹁普通免許保有3年以上﹂︵経験年数要件︶と規定。このうち経験年数要件は同法施行令で特例を定めており、各都道府県の公安委員会が指定した旅客自動車教習所で教習を受けると﹁2年以上﹂に短縮される。 調査研究委は﹁2年以上﹂の特例をさらに短縮できるような教習が可能かどうか検討する。