リビア・トリポリの広場を訪れるリビア人たち(2020年3月10日撮影)。(c)Mahmud TURKIA / AFP 【3月11日 AFP】新型コロナウイルスの感染は現在100以上の国と地域に広がっているが、内戦が続くリビアでは、国際社会との「隔離」がウイルスの脅威を和らげているかもしれないと考える国民が多くいる。保健当局は人混みを避けるよう勧告しているが、若者たちは内戦の意外な肯定的な側面に気付き、イタリアのサッカーセリエAの試合を見ようと首都トリポリのカフェに集まっている。 【関連記事】リビア内戦への「干渉控える」 世界の大国が表明 トリポリで唯一機能している空港が閉鎖されており、外部世界とのつながりも限られていることから、多くの近隣諸国とは異なり、リビアはこれまでのところ新型コロナウイルスの影響を和らげられている。 カフェのテレビでサッカーを見ていた大学生は「リビアにいる自分たちはウ
米中西部ミズーリ州のホワイトマン空軍基地からシリア空爆のため出撃するステルス戦略爆撃機B2。米国防総省提供(2017年1月18日撮影、同19日提供)。(c)AFP/US AIR FORCE/SENIOR AIRMAN JOVAN BANKS 【1月20日 AFP】アシュトン・カーター(Ashton Carter)米国防長官は19日、リビアにあるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の複数の訓練キャンプを米軍が空爆し、IS戦闘員80人以上を殺害したと発表した。死者の中には、欧州での攻撃を企図していた者らも含まれていたという。 国防総省は、2機のステルス戦略爆撃機B2を米中西部ミズーリ(Missouri)州の基地から出動させ、34時間かけて北アフリカ入りさせるという、極めて異例の作戦に踏み切った。 コウモリのような形状が特徴的な同機が前回リビアに派遣されたのは2011年。この作戦は、同国で長
難民・移民に関する国連サミットは保護対策の強化をうたう「ニューヨーク宣言」を19日採択し、移動中の死者が多いことに懸念を示した。最近、遭難が特に目立つのが地中海だ。アフリカなどから欧州を目指す途中に転覆事故などで落命した人の数は、過去最悪級だった昨年並みに達している。命の危険を冒してまで自国を後にする理由や、欧州側の対応をさぐった。
内戦が続くリビアの暫定政府を支援する部隊は10日、中部シルトで過激派組織「イスラム国」(IS)が拠点としていた国際会議場を制圧した。部隊の報道担当者が明らかにした。シルトの当局者はAP通信に、「シルトの70%が解放された」と述べた。 イラク・シリアに次ぐ拠点としてリビアに勢力を伸ばしてきたISにとって、本拠としてきたシルトでの後退は大打撃となる。 リビアでは国連の仲介で東西に分かれていた政治勢力が昨年12月、統一政府の樹立に合意。西部ミスラタの民兵組織などが暫定状態の統一政府を支援して、5月からシルト奪還作戦を始めた。暫定政府の要請で米軍が8月に入って対IS空爆を開始し、地上の部隊を支援していた。 ただ、シルト郊外はISが押さえており、地雷やスナイパーからの狙撃があるため完全解放にはなお時間がかかる見通しだ。(カイロ=翁長忠雄)
難民や移民を乗せてイタリアに向かっていたとみられる船が地中海で転覆して沈没し、国連は最悪の場合500人が死亡したおそれがあるとして調査しています。 国連によりますと、救助された人たちから19日に聞き取った話として、小さいボートに乗った難民たちが海上で別の大きな船に乗り移ろうとしたところ、その船が転覆し沈没したということです。沈没した船にはすでに数百人が乗っていたとみられ、国連は最悪の場合500人が死亡したおそれがあるとして詳しい状況を調査しています。 地中海では去年4月にもイタリアの沖合で難民たちを乗せた船が転覆し、子どもを含むおよそ800人が死亡し、国連はそのとき以来の大きな事故になる可能性も指摘しています。 ヨーロッパに流入する難民や移民を巡っては、EU=ヨーロッパ連合がギリシャに足止めされている人たちをトルコに送り返す措置を進めているため、トルコを経由してギリシャに向かう難民たちは大
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