公共トイレ協力店のコンビニエンスストア入り口に貼られたステッカー=神奈川県大和市で2022年2月24日午後3時46分、池田直撮影 神奈川県大和市がコンビニエンスストアのトイレを「公共トイレ」として市民に使ってもらう取り組みを始めた。市内には公衆トイレが少なく、高齢者が外出を控える一因になっているとみて、気軽に使えるトイレを増やす狙いがあるが、協力を呼びかけられた側のコンビニ側の反応が芳しくないという。双方の言い分を聞いてみた。 【写真】公共トイレのイメージを変える マナー育む透明な壁 2014年の内閣府の調査では、60歳以上の男女6000人のうち1割以上が外出を控える理由として「トイレが少ない、使いにくい」を挙げた。外出時に気軽に使えるトイレとして真っ先に浮かぶのは公衆トイレだが、市によると、市内の公衆トイレは大和駅や公園など計46カ所しかなく、市が直接管理するトイレはここ20年増えていな
各家庭の玄関先に置かれたごみ袋を回収する清掃職員=東京都品川区で2018年2月1日午前8時12分、鈴木理之撮影(画像の一部を加工しています) 家庭ごみの集積所を設けて一括して収集するのをやめ、各家庭の前にごみを出してもらう「戸別収集」を導入する自治体が都市部で増えている。元々は、ごみを出した家庭が分かるようにすることで、マナーを改善しようと始まったが、ごみの量が減るという思わぬ効果もあり、自治体側は「住民の意識向上につながっている」と分析する。 人口の多い都市部では、ごみ回収の効率を重視し、町内会など一定の区域ごとに自治体が指定した集積所にごみを出すのが一般的だ。これに対し、戸別収集は自宅の玄関先や集合住宅の前にごみを出し、清掃職員が一軒ずつ収集する。
世界三大瀑布の1つ、イグアス滝。それをブラジル側から擁するパラナ州の州都、標高900mの高原に位置する人口180万人の都市クリチバは、都市計画の成功例として世界的に有名な街だ。先導した市長のレルネルは1971年の就任当時33歳、市のマスタープランのコンペで最優秀賞をとった建築家であった。クリチバは、「醜くて、おどおどして、魅力がなく、そして貧しかった」。 レルネル市政の特徴は、環境を重視した施策だ。中央の幹線道路が歩行者専用道路に変えられて花が植えられる一方、通過タイミングに合わせて信号が変わるバス専用の高速レーンが作られ、公共交通機関が整備された。全市域の18%が緑地になっており、街路樹を除いた市民1人あたりの緑地面積は49㎡(東京都は4㎡以下)である。 そのようなクリチバを著者が初めて知ったのは1990年代、留学中に頻繁に取り上げられた時であった。アメリカの都市計画を学ぼうと渡米したに
福島市内の公園で雑草が伸びっぱなしになっている。 公園の草刈りなどを委託されている自治会から、原発事故で飛散した放射性物質の影響について不安視する声が上がり、これを受けて市も例年6月に行っている草刈りの延期を通知したためだ。住民からも「放射能が心配で寄りつけない」との声が出ている。 市は、市内の公園507か所のうち125か所の草刈り作業を自治会や町内会などに委託している。4月下旬、市内の2公園で放射線量が国の暫定基準値(毎時3・8マイクロ・シーベルト)を超えたことが県の調査で明らかになり、一部自治会から影響を心配する声が上がった。 これを受け、市も5月、「雨で放射性物質が流される梅雨明けまで、公園の清掃と除草を延期してほしい」と自治会などに通知。このため、多くが手つかずのままとなっているという。
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