警官隊の放水に対し、瓶を投げて抵抗する抗議活動の参加者ら=ブリュッセルで2024年2月26日、ロイター 欧州で農家による抗議活動が広がっている。農家はトラクターで道路を占拠し、欧州連合(EU)の環境規制などへの反対を訴える。警官隊との衝突も散発し、活動に収束の兆しは見えない。3カ月後には欧州議会選を控えており、「怒れる農家」の声を、EUや各国政府は無視できなくなっている。 関連記事あります 独仏で止まらぬ農家の反乱 背後でうごめくポピュリズム政党 「なぜ抗議しているのかって? 物価は上がるのに、収入は減るだけ。なのに誰も農家の意見なんて聞いてくれないんだ」。炎を上げて燃えるゴミ山を脇に、ベルギー南部ワロン地方の農家、アイメリクさん(19)がいらだちをぶつけた。仲間の男性は街頭のあちこちに卵を投げつけていた。 2月26日、ブリュッセル。EU関連の建物が集まるシューマン地区には雨の中、国内外か
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