生物と歴史に関するloveanimeのブックマーク (2)
-
プログラマ兼業ライター。著書に﹁叫ぶ! Cプログラマ﹂,﹁プログラマを笑え﹂その他。最新刊は﹁Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門﹂。 ついてるオビに﹁なぜゴキブリは嫌われるのか?﹂と大書されている。そんなのあたりまえぢゃないか,と思いますか? 本書によればゴキブリが現在のように﹁害虫﹂として扱われだしたのはごく最近,なんと戦後になってからなのだ。そもそもこの昆虫をよく見かけられるような,食物が豊富で冬でも温かい環境が一般に普及したのは高度成長期以降のことであって,それまで不通のヒトにとって﹁お金持ちの家にいるムシ﹂であり,地方によっては憧れの対象であったところもあるとか。 この例のように﹁害虫﹂は人間の側の都合によって誕生し,近代国家の形成,植民地支配,戦争などと密接な関係を持ってきた。本書は日本近代史を,この﹁人間と害虫との関わり﹂という視点から再構築し
-
オープンアクセス誌の中で、無駄に厳しい査読をしないということで、ある意味で心配もされていたPlosOneに、またおもしろい論文が載りました。 The Role of Inbreeding in the Extinction of a European Royal Dynasty日本語でのニュース報道もあったので、ご覧になった方もいるかもしれません。 スペイン・ハプスブルク家、断絶の原因は﹁近親婚﹂か 研究結果 せっかくですので、論文を中心にご紹介してみます。ただし、私は世界史に︵も︶弱いので、歴史的記述には誤りがあるかもしれませんので、ご指摘願えると幸いです。話の内容は、日本でも結構有名な顎と下唇を持ったハプスブルグ家の家系、特に1700年に途絶えたスペイン・ハプスブルグ家のことです。 これは最後のスペイン国王であるカルロス2世で、Wikipediaによると﹁先端巨大症のため、咀嚼に影響
-
1