﹃マッドマックス 怒りのデス・ロード﹄ 近年こんなわかりやすくマニアックな扱いを受けた映画を他に知らない。映画館でn回観た、というのはもう自己ののめり込みレベルをアピールするだけでなく、額と額をくっつけるかわりのちょっとした挨拶にすら感じる。 先日友人に聞いて以来頭を離れない衝撃的なエピソードがある。 何度も何度も﹃マッドマックス 怒りのデス・ロード﹄の為に映画館に通っている同僚にその面白さを訊いたところ﹁今度こそイモータン・ジョーが勝つ気がする﹂と言っていたそうだ。その視点はなかった!と打ちのめされた。 出来上がった映画を何度も何度もスルメのように楽しむことはよくあるが、それまでに気づかなかった視点を得たり、より詳細に脳に焼き付けたりという反復の効果を楽しむものだと自分で決めつけていた。 それが﹁今度こそイモータン・ジョーが勝つ気がする﹂という、映画の内容すら変わるかもしれないと感じるく
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