このところ「社会的距離」という言葉を目にするたびにモヤっとしています。「social distancing」の和訳ですが、「社会的距離」という言葉を目にして、説明を受けることなく正しい意味が分かる人はいるのでしょうか。 感染症の拡大を防止する上でとても大切なキーワードなのに字面から情報がまったく入ってきません。「social distancing」は、病気に感染しないように他人との距離を2m程度空けることを意味するそうです。それなら「感染予防距離」や「感染防止間隔」とした方が好ましいように思います。 いやいや、ほかにもさまざまな意味が込められているのでそんな単純化すべきではない、新しい言葉なのだからきちんと内容を学べばすむことだ、という考えも成り立つのかもしれません。ただ、現在のような非常時にやりとりされる情報は簡潔かつ平易であるように心がけ、意図が明確に伝わらない言葉を使って時間を無駄に
検索機能はだいたい実装が終わったが、スマホのアプリを作るからにはちょっとした空き時間をつぶすのに便利な機能がなければならないような気がして、大陸のニュースサイトや微博から話題になっている言葉やニュースを集めてきて、それを北辞郎で検索して日本語を確認できる機能を追加してみた。 ニュースや話題の単語をリスト表示して、見出しをタップするとそれを単語に分割し、ピンインや意味を表示する。北辞郎はメンバー各位が日々新語を登録して下さっているので時事ネタには強い。私が全然把握していない単語でもちゃんと登録されていて感心する(管理人失格)。自分で作っておいていうのもなんだが、この機能は大陸で何が流行っているのか確認するのに便利だし、見出しをタップするまではピンインや意味は隠れているのでクイズや小テストみたいな楽しみ方もできる。悪くない。作業のテンポをもう少し上げて早くリリースしよう。
新しいオンラインツール「KCONV」を作成しました。漢字の変換を行うためのツールで以下の組み合わせで変換を行うことができます。 簡体字からピンインへの変換 簡体字から繁体字への変換 簡体字から日本の漢字への変換 日本の漢字から簡体字への変換 日本の漢字から繁体字への変換 繁体字から簡体字への変換 繁体字から日本の漢字への変換 基本的な機能は拙作の変換ツール「Pinconv」の漢字変換機能と同等です。今回オンラインツール化するに当たって、開発言語をTclからPythonに変更しました。テンプレート処理にはMakoを使い、CSSやJavascriptではTwitter Bootstrapのお世話になっています。新しい言語で新しいツールを作るのはとても楽しい体験でしたが、なにぶんいろいろ手探りで進めたため不具合もあるかもしれません。お気づきの点がありましたらご指摘いただけますと幸いです。 リンク
Pinconvのバージョンアップを行い、繁体字を新字体に変換するためのデータファイルを追加しました。このデータを利用することで台湾などで利用されている繁体字をふだん使っている新字体に変換することができます。また、コマンドバーから変換データに対応するボタンを削除する際の不具合も修正しました。 ダウンロード: pinconv4.exe (インストーラ形式 – 3.42MB) pinconv4.zip (zip形式 – 3.08MB) trad2jpn.zip (繁体字変換データ単体 – 32KB)1 Pinconvの紹介はこちらのエントリ、詳しい使い方についてはPinconvの使い方を参照下さい。窓の杜による紹介記事はこちらです。 修正点 繁体字を新字体に変換するデータファイルを追加 変換データに対応するボタンをコマンドバーから削除する際の不具合(削除すると変換やghostが正しく行えなくなる
WindowsにはLCMapStringという関数が用意されている。文字列の全角/半角やひらがな/カタカナの変換機能を提供する関数で、簡体字/繁体字の変換もサポートしているのだが、この関数の変換テーブルには間違いがあるようだ。 テキストエディターのEmEditorで提供されている簡繁変換のプラグインもこの関数を利用しているのだが、繁体字の潟を変換すると泻に変換されてしまう。泻の繁体字は瀉で潟とは全く別の字である。「干潟」が「干泻(ひからびた下痢)」になったり、「新潟」が「新泻(新しい下痢)」になったりして困る。 大陸のWEBサイトなどでたまに「新泻县」を目にするのは、この関数が原因のひとつと考えられる。 追記:Googleで台湾のサイトを対象に「潟」の検索をすると「潟」と「泻」が同一視される。問題の根は深い。 こうした間違いが起こる原因として、写の旧字体である「寫」と俗字の「冩」の存在が考
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