卓球男子で五輪2大会連続メダリストの水谷隼(32)=木下グループ=が7日、現役引退の意向を表明した。リオ五輪のシングルス銅、団体銀に続き、混合ダブルスで金、団体で銅メダルを獲得した東京五輪を終え、都内で行われたメダリスト会見に出席。今後について「最終的な判断はできてないけど、今の自分の気持ちとしては完全に卓球からは離れると思います」との考えを示した。 大きな理由は、18年から悩まされる目の不調の影響だという。「もし目が完治するなら40でも50でもやりたいと思ってる。けど治療法はないということで、悔しいですけど、自分の冒険はここまでかなと思う」と語った。 東京五輪は代表引退を公言し、集大成と位置付けて臨み、日本卓球界初の金メダル獲得と歴史を塗り替えた。「東京で開催されると決まってから集大成だと思って一生懸命ずっとやってきた。そこで最高の結果を残せて良かった」と振り返り、最後の団体でも銅メダル
◆東京五輪 スケートボード・ストリート男子(25日、有明アーバンスポーツパーク) 22歳の堀米雄斗(XFLAG)が金メダルを獲得し、試合後の会見で「江東区で生まれて、スケボーも江東区で始めて。いまだに五輪に自分がいることが信じられない。江東区であったことも自分的にすごい意味のある大会だと思っています」と思いを語った。 これからのスケボー界については「五輪は色々な人が見てくれているので。スケボーの楽しさ、奥深さを伝えていきたい」とほほえんだ。 金メダルを誰に見せたいかと問われると「家族、友達、サポートしてくれた人に見せたい」と語り「それが終わったら、僕はメダルをポケモンのカビゴンにつけているんだけど、それにつけたいと思います」と22歳のかわいらしい一面ものぞかせた。
元西武で中継ぎ投手を務めた野田昇吾さん(28)がボートレーサー転身を目指していることが12日、分かった。プロ野球選手からの転身は2例目。20年オフの現役引退後、約6か月で体重23キロの減量に成功し現在は52キロ。第131期ボートレーサー試験に合格して10月から1年間、養成所で鍛錬する。スポーツ報知に秘める思いを明かした。 昨年、5年間のプロ野球生活に別れを告げた野田さんは次の夢へ動き出した。 「ボートレーサーを目指しています。プロ野球の世界はいつクビになるかわからない。『やり残した―』という人を見てきたので僕はそう思わないようにやってきた。悔いはないです」 プロ野球選手からボートレーサーへの転身が現実となれば1953年に選手登録された早瀬薫平(元阪急)以来2例目。身長167センチはプロ野球現役投手の中では最も低かった(支配下選手)が決して短所と捉えたことはなかった。 「身長が低くても、それ
Jリーグが4月1日付で抜本的な改革を検討する「リプランニング推進サポートチーム」をたち上げることが29日、関係者の話で分かった。木村正明専務理事(53)が中心となり、外部からも有識者を招いて、J1の上位にあたるプレミアリーグの創設、外国籍選手枠の撤廃、J参入の緩和策などを本格的に検討する。村井満チェアマン(61)の任期満了となる来年度までに方向性を示す。 関係者によると、同チームはリーグ、クラブの将来を見据え、既存のルールや形にとらわれない改革案を検討する場になるという。目玉の一つがプレミアリーグ構想で、J1の上位にあたる新リーグを新設。参加クラブをJ1の18クラブ(今季はコロナ禍で20クラブ)から、10~14程度に減らす案だ。頭打ちが懸念されるリーグとクラブの経営規模を拡大する案として注目している。 現在はJリーグが試合の放映権を一括管理し、契約金を各クラブに配分する。配分金は同じカテゴ
巨人が14日、同日に開催されたセ・リーグ理事会に、2021年シーズンのDH制暫定導入を提案する山口寿一オーナー名の文書を提出したと発表した。 内容は以下の通り。 「プロ野球は来季、新型コロナウイルスの感染防止対策を適切に講じつつ、東京オリンピックの開催に対応した日程で公式戦を行うことが求められます。 厳しい条件のもとで公式戦143試合(交流戦18試合含む)とクライマックスシリーズを実施することを踏まえ、またセントラル・リーグの野球を一層高めるために、当球団は、来季セ・リーグにDH制を暫定的に導入することをご提案します。 提案する理由は3つあります。 第一に、コロナ禍の中で投手の負担軽減を図る必要があります。今季、セ・リーグは投手の故障者が41人を数え、30人だったパ・リーグを11人上回りました。過密日程に加え、打撃、走塁の負担が関係した可能性があります。 第二に、コロナ禍においてもチームの
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、プロ野球公式戦で応援行為が制限される可能性が出てきた。日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第1回会議が3日、都内で行われ、チーム内に感染者が出た際の対応策や公式戦開催に向けての予防策を議論。専門家からは野球、サッカーの応援スタイルについてリスクを指摘され、公式戦実施を決めた場合、応援歌や鳴り物の禁止などの措置をとる案が浮上した。 未曽有の事態を受け、日本プロ野球独特の応援スタイルに制限がかかる可能性が出てきた。NPB、Jリーグが共同で設立した新型コロナ対策連絡会議。専門家チームの3人からは両競技の応援スタイルに潜むリスクを指摘する声が上がった。 賀来氏(座長)「サッカーは屋外、野球は屋内もあるが、東京ドームやナゴヤドームを含め換気はいい。ただ、応援する。リスクは非常にある。リスクと
競輪のトップレーサー山賀雅仁(37)=千葉、87期=が11日、台風15号の影響で停電が続く千葉・君津市内のガソリンスタンドで、足こぎ式の給油機を使って給油作業を手助けした。ペダルをこげば停電時でも給油ができるというもので、午前11時から休憩をはさみながら午後5時まで、約1800リットルを給油した。 ガソリンスタンド「一駒」を家族で経営している山賀の高校の同級生・鈴木一弘さんの依頼を快諾した山賀は、「困っているときは、お互いさまだし、当たり前のことをしただけです」。 鈴木さんは「普通の人は20リットル入れるのに、3分かかりますが、山賀は1分半で入れてくれた。しかも、普通の人は5台入れれば、もう足が動かなくなるんですが、ずっとこいでくれました。連続で50台くらいに給油していたと思います。150台くらい給油してくれて、もう感謝しかありません」と話した。
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