【読売新聞】 アサヒビールがアルコール度数8%以上の缶チューハイの新商品を今後発売しない方針であることが26日、わかった。「ストロング系」と呼ばれるアルコール度数の高いチューハイが人気を集めるが、健康へのリスクが懸念されており、販売
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アサヒビールは1月6日、主力ブランドである「アサヒスーパードライ」を2月中旬以降の製造分からフルリニューアルすると発表した。同製品のフルリニューアルは、1987年の発売以降初めての試み。中身やパッケージ、コミュニケーションを同時に刷新し他社製品との差別化を図る。 今回のフルリニューアルでは、スーパードライの特長である“辛口”のコンセプトはそのままに、発売以来初めて中身の処方を変更。“キレのよさ”は維持しながら“飲みごたえ”を向上させたという。 煮沸の終了直前にホップを投入するレイトホッピング製法による“ほのかなホップの香り”を新たに付与しつつ、発酵開始時の酸素量を制御し、酵母の働きを調整。“発酵由来のビールらしい香り”を向上させたと説明する。 パッケージは、従来品よりもシンプルで洗練させたデザインを採用。「Asahi」と「SUPER“DRY”」ロゴの視認性を向上させた。 また、缶体裏面には
アサヒの主力商品である「スーパードライ」と外観が似ていることから、誤飲を招いたり、意図せぬ飲酒運転につながるのではないかと言う懸念が浮上。ビール系飲料市場が縮小傾向にある中で、2けたの伸びを示す成長市場だけに、規制などに結び付くことのないようにとの声が上がっている。 「私は、あのデザイン、ネーミングでの商品発売を懸念している」―――。キリンビールの松沢幸一社長は11日の記者会見で、発表済みの他社商品に対して異例の懸念表明を行った。同日、会見を行ったサントリー酒類の仙波匠常務も、これまで業界が誤飲防止や未成年飲酒防止に取り組んできたことを挙げ「スーパードライに酷似した商品を出すことは、これまでの活動を無にするものであり、非常に残念」と厳しく批判したほか、相場康則社長も「業界の規制を受けたり、健全な発展にマイナスにならなければよいと懸念している」と述べた。
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