年賀状の﹁違法販売﹂続出!? 特商法改正で日本郵政迷走 ダイヤモンド・オンライン12月15日(火) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合 ﹁法律を守ればノルマをこなせないし、ノルマをこなせば法律は守れない。早く郵政を摘発してくれれば︵ノルマがなくなって︶楽になれるのに﹂ 首都圏で郵便配達を担当する日本郵便社員が﹁郵政を摘発してほしい﹂と言うのだから穏やかな話ではない。 この社員に課された年賀ハガキの今期ノルマは6000枚。ほかに﹁イベントゆうパック﹂︵配達にゆうパックを用いる食品や名産品のカタログ販売︶のノルマも年間70個ある。 昨年までは郵便配達先で﹁年賀状とゆうパックはいかがですか﹂と声をかけたり、郵便受けにチラシを入れるなどして、青息吐息でノルマを消化してきた。 ところが、12月から改正施行された特定商取引法によって、その手が安易に使えなくなってしまったのだ。 特商法改正