﹁ごはんのおとも﹂として、最も手軽に楽しめるふりかけ。 昭和・平成・令和と時代が進んでも、日本の生活者に愛され続け、現在の市場規模は約500億円。各メーカーの商品開発や購買につながる訴求も功を奏し、市場は平成初期に比べて約100億円拡大したといわれる。 そのふりかけ市場で、首位ブランドとして君臨するのが丸美屋食品工業の﹁のりたま﹂だ。 さまざまな調査データでも、長年にわたりナンバーワンの座を譲らない。いわば﹁絶対王者﹂といえる存在。発売されたのは1960︵昭和35︶年なので、今年60周年を迎えた。 昭和35年といえば、戦後の高度経済成長期の真っただ中で、一般庶民の生活も急激に変わっていったが、まだまだ現在とは生活様式が異なっていた時代だ。 なぜ時代が移り変わっても、強いブランドであり続けるのか。 現在の﹁のりたま﹂担当者に話を聞き、メーカーのこだわりや人気の秘密を探ってみた。 家庭では3~
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