無人の兵団――AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争 作者: ポールシャーレ,Paul Scharre,伏見威蕃 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/07/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 無人兵器の解説書として現状における決定版。 何せ、技術の進歩が凄まじい。スマホやドローンの爆発的な普及により、電子機器の小型化が著しく、それは兵器においても当然そうなわけだ。 昔、P・W・シンガー著の﹁ロボット兵士の戦争﹂という本を読んで、あれこそ無人兵器解説書の決定版だろと思っていたが、あの本も2010年発刊なので今やもう古い。 そこで本書だ。最新鋭の無人兵器の解説を読むだけでもワクワクするが、技術力だけでなく大切なのはその運用方法を含めた政治的な議論である。その点も本書は抜かりなく、だからこそ現状の決定版と言える。 まずは無人・AI搭載兵器の現状について。 今の戦場
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