セルビアのノビサド︵Novi Sad︶で開催された音楽祭﹁EXIT﹂で熱狂する来場者︵2011年7月8日撮影︶。(c)AFP/ANDREJ ISAKOVIC ︻7月28日 AFP︼﹁最近の音楽はうるさくて、オリジナル性がない﹂と愚痴をこぼす親世代は、あながち間違ってはいないかもしれない。 英科学誌ネイチャー︵Nature︶系列のオンライン科学誌﹁サイエンティフィック・リポーツ︵Scientific Reports︶﹂に26日付で掲載された研究では、1955年から2010年までに世界中で作られたロック、ポップ、ヒップホップ、メタル、エレクトロニックなどさまざまなジャンルの音楽から選んだ50万近くの曲をコンピューターで分析した。その結果、音量レベルが常に上がり続けている一方で、コード進行やメロディーの多様性は過去50年間で一貫して減少を続けていたという。 論文を執筆したスペイン科学研究高等会議