衆院本会議を終え記者の質問に答える安倍晋三前首相。捜査の網は着実に狭まりつつある/11月24日午後 (c)朝日新聞社 AERA 2020年12月7日号より 「桜を見る会」の前夜祭費用を、安倍前首相側が補填していた疑惑が再燃している。安倍前首相の関係者に検察による捜査の手が及んでいる。その情報が明るみに出たのは、読売新聞のスクープだった。リークしたのは誰なのか。AERA 2020年12月7日号から。 【図を見る】開催費補填は公職選挙法違反にあたるか ※【特捜部が追う「桜を見る会」問題の布石は2月のある文書 辻元清美議員「政権吹っ飛ぶ」と身震い】より続く * * * 東京地検特捜部による捜査はどう進展するのか。ある検察関係者は、この安倍事務所による前夜祭の開催費補填が、公職選挙法が禁じる有権者の買収に該当するか、そして、安倍前首相がその実態をどこまで把握していたかが今後の焦点と話す。 「買
裁判が始まった東京地裁(C)朝日新聞社 連れ去りの違憲訴訟をした原告たち(写真=原告団提供) ――別居した夫婦の子どもが一方の親に連れ去られた状態のまま放置されているのは、法の未整備が原因――こう訴える別居中の親ら14人が、国に対して原告1人あたり11万円の国家賠償を求める集団訴訟が7月29日、東京地裁で始まった。原告側は、「片方の親がもう片方の親から一方的に子どもを引き離す子の連れ去りを禁止する法規定がないのは、子を産み育てる幸福追求権を保証した憲法13条に違反し、連れ去られた子の人権も侵害している」と主張。一方、被告の国は、請求棄却を求めて争う姿勢を示している。離婚後は父母のどちらかを親権者とする「単独親権」の問題はこれまでも議論されてきたが、集団訴訟にまで発展した背景には何があるのか。 【写真】「子の連れ去り」は違憲だと訴えた原告たち * * * 「法治国家なのに連れ去った者勝ち
毎年30万人が初詣に訪れるともいわれる東京都内でも人気の神社・富岡八幡宮で7日、宮司がその弟に殺害されるという前代未聞の殺人事件が起きた。年末まであと3週間と迫った年の瀬。初詣は… 続きを読む
会見で徳洲会マネーについて釈明する猪瀬知事(11月22日) (c)朝日新聞社 @@写禁 医療法人「徳洲会」グループをめぐる公職選挙法違反容疑事件が、思わぬ方向に展開を始めた。東京都の猪瀬直樹知事(67)が、昨年12月の知事選直前に同グループの徳田虎雄前理事長(75)に面会後、次男の毅衆院議員(42)から現金5千万円を受け取っていたことが明らかになったのだ。猪瀬知事は「選挙資金ではない」と主張するが、東京地検特捜部は多額の現金の動きに注目している。 関係者の話を総合すると、猪瀬知事が現金を受け取った経緯は、こうだ。 石原慎太郎都知事(当時)が後継者に猪瀬副知事(同)を指名してから約10日後の昨年11月6日。猪瀬知事は、20年来の知人で新右翼団体「一水会」の木村三浩代表(57)に連れられて、徳田氏の入院する神奈川県の湘南鎌倉総合病院を訪ねた。 木村氏はこう説明する。 「石原氏を支援していた徳田
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