新型コロナウイルスの影響で店を閉めることになった東京新宿区の豆腐店に、突然、﹁本当にありがとう﹂と感謝を伝える客からの貼り紙が張られました。店主は﹁見た時はうれしかったよ﹂とする一方、﹁街の灯を消さないようにがんばってきたけれど、残念です﹂と話しています。 先々代から79年間続く豆腐店の店主酒井政彦さんは、新型コロナウイルスの感染が広がる中、かっぽうやホテルなど30件ほどの取り引き先からの注文が徐々に減って配達先が﹁0﹂になり、豆腐作りをやめることにしました。 リーマンショックでも東日本大震災でも豆腐が売れなくなることはありませんでしたが、新型コロナウイルスは別で、店のシャッターを下ろしました。 豆腐作りをやめたある日の朝、酒井さんは、店のシャッターに貼り紙があるのを見つけました。 ﹁本当にありがとう、雨の日も風の日もここで豆腐を買うのを楽しみに生活してきました。今後とも御近所づきあいよろ
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