日本の中華料理屋さんの定番メニューの1つである﹁天津飯﹂。 名前の元となっている中国の天津市のみならず、 中国全土にも存在しない日本独自の中華料理です。 発祥については諸説あるのですが、主流となっているのは、 戦後に﹁来々軒﹂という浅草発の中華料理店のコックが、 ﹁早く食べられる物﹂を客からオーダーされた際、 こちらは本物の中華料理であるカニ玉︵芙蓉蟹︶をご飯にのせ、 酢豚の餡を応用した甘酸っぱい餡をかけて出した料理を作り、 ﹁天津芙蓉蟹肉丼﹂と称したというものです ︵他にも大阪の中華料理店説などがある︶。 中国でも﹁ドラゴンボール﹂に登場するキャラクター、 ﹁天津飯﹂の影響で字面などは身近だったとは言え、 実際に存在する料理だったとは知らなかった人が多く、 関連投稿には、驚きの声などが相次いでいました。 ﹁そんな歴史があったとは…﹂ アイヌ人が日本料理に与えた影響の大きさが話題に 翻訳元