埼玉県春日部市上金崎の国土交通省江戸川河川事務所庄和排水機場「龍Q館」で16、17の両日、首都圏外郭放水路の特別見学会が行われる。龍Q館が今年で開館10周年を迎えたことを記念し、ポンプ室などが8年ぶりに特別公開されるほか、バザーなどのイベントも行われる。 同放水路は中川、綾瀬川水系の中小河川からあふれそうになった水を地下50メートル、総延長6・3キロのトンネルに取り組み、江戸川に排水する世界最大級の地下放水路。水を貯留する調圧水槽は奥行き177メートル、幅78メートル、高さ18メートルあり、貯水能力は67万トン。4機のポンプで毎秒200トンを江戸川に排水することができる。 大雨の時以外は平日に一般公開されている。59本もの柱がそびえ、地下神殿を思わせる調圧水槽が人気スポットになっている。 特別見学会は調圧水槽や龍Q館などのほか、8年ぶりに4基のポンプが並ぶポンプ室とポンプ吸い込み口の羽根車
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は6日、高速増殖炉について「ナトリウム漏れが起きないと思う方がおかしい」と述べた。もんじゅは平成7年に冷却材のナトリウム漏れによる火災を発生させており、福島第1原発事故で国が進めている核燃料サイクルの見直しにも不用意な発言が影響しそうだ。 同日、西川一誠・福井県知事との面談後、報道陣との質疑で答えた。 鈴木理事長は「世界では、確認できるだけで100回以上のナトリウム漏れ事故が起きている。誤解を恐れずに申し上げれば、起きないという方がおかしいと思っている」と述べ、「漏れが起きた際、設計の通りに安全機器が作動し、運転員が対応できるのかが技術だ。その意味で、平成7年のもんじゅの事故は不適切だった」とした。
首都圏中心に書店などを展開している文教堂グループホールディングス(川崎市)は14日、書店チェーン大手のジュンク堂書店(神戸市)が文教堂株式の24・95%(議決権ベース)を保有する筆頭株主になった、と発表した。経営環境が厳しさを増す中、提携で競争力を高めるのが狙い。 筆頭株主だった文教堂の前会長が持ち株を売却した。両社は今後、販売・在庫データの共有化や、情報システム、店舗の共同開発などを進める。文教堂は、ジュンク堂の親会社である大日本印刷グループとの関係強化も検討する方針。 文教堂はジャスダック証券取引所に上場している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く